「早稲田大学文学部を受験しようと考えているけど、合格するのは難しいのかな?」
「早稲田大学文学部ってどんな雰囲気なのだろう?」
「早稲田大学文学部に合格するためには、具体的にどのような勉強をすればいいのだろうか?」
早稲田大学文学部を目指している受験生の中にはこのようなことを考えている方は多いのではないでしょうか?
早稲田大学文学部は早稲田大学の中でもトップクラスの人気学部です。
そのため、しっかりとした受験対策をしないと合格するのは難しいでしょう。
私筆者は早稲田大学に6年間(学部4年、修士2年)在籍し、文学部の友人を多く持ち、早稲田大学文学部の実態について精通しています。
そこで今回は、「早稲田大学文学部」の様々な点について丁寧にご説明したいと思います!
この記事を読んでわかること
・早稲田大学文学部の特徴がわかる!
・早稲田大学文学部の偏差値や難易度がわかる!
・早稲田大学文学部を選ぶ際のポイントがわかる!
・具体的な早稲田大学文学部の受験対策がわかる!
それでは行ってみましょう!
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早稲田大学文学部ってどんな学部なの?
早稲田大学文学部の実態を知ってもらうために、その特徴を一つずつ丁寧に紹介していきたいと思います。
箇条書きにまとめてみました!
・早稲田大学文学部は「人間の生み出した文化」を学ぶ学部!
「文学部」それ自体は、大抵どこの大学にも設置されており、聞き馴染みがあると思います。
もっとも、具体的にどのような学問を学ぶ学部かと言われるとイマイチ想像がつきませんよね、、、笑
文学部は、主に「人間の生み出した文化」もしくは「人間そのものとしての在り方」についての教育・研究を行う学部です。
早稲田大学文学部は『多様な学問・文化・言語・価値観の交流を育み、地球社会に主体的に貢献できる人材を育成する』ことを目標に掲げており、それに沿ったカリキュラムが用意されています。
早稲田大学文学部はこの教育理念をしっかりと権化しており、その研究対象も非常に多様です。
世界中の語学、人類学や西洋美術、世界各国の文学作品、演劇など多種多様なジャンルから「人間の生み出した文化」を学びます。
月9のドラマなどをも学問の研究対象とし、人間の愛情表現の相対性などに追究する授業もあります。
とても面白く、興味関心をそそる授業が多く、他学部からの履修生も多いくらいです!
私筆者も法学部でしたが、文学部の授業をいっぱい履修していました!笑
他学部からは取れる授業が制限されているので、いくらでも履修できる文学部の学生が羨ましかったです、、、笑
・2年次からコースに分かれる
文学部では「1・3制」というあまり耳にすることのない制度が導入されています。
これは、1年次に共通で学問研究の基礎となる能力を養成し、2年次以降専門的な18のコースに分かれて少人数授業を受けるというものです。
2年生から「コース」に分かれます。
コースとは、2年生から4年生までの3年間、1つの科目について学び追求するものです。
いわゆる「ゼミ」というやつですね!
もっとも、本学部のコースは一般的なゼミというものよりは人数が多く、交友関係が広がります!
ちなみに具体的な18コースについては以下のとおりです。
・哲学・東洋哲学・心理学・社会学
・日本語日本文学・中国語中国文学・フランス語フランス文学・ドイツ語ドイツ文学・ロシア語ロシア文学・英文学
・演劇映像・西洋史・日本史・アジア史・美術史・考古学・中東・イスラーム史
興味のある分野はありますか?
各コース定員が決まっており、希望者が多いコースの場合は1年次の成績順に成績の良い学生から選ばれます。
第1希望のコースに進めなかった場合は、残っているコースの中から決めなければなりません。
特に心理学コースは非常に人気です。
GPA(全世界共通の成績)が3を超えていない(上位5%程度)と進むことができないと言われています。
進みたいコースが有るならば、入学後もしっかり勉強しないといけないでしょう!
・早稲田大学文学部は早稲田大学内で一番人気のある学部といっても過言ではない!
早稲田大学文学部は早稲田大学の中でもトップクラスに人気の学部です。
その理由の一つとして、本学部の本拠となる校舎が戸山キャンパスにあるという点が挙げられます。
戸山キャンパスは早稲田大学のキャンパスの中で最も綺麗でおしゃれなキャンパスとして知られています。
早稲田大学内では戸山キャンパスは「文キャン」と呼ばれています。
キャンパス内に、通称「戸山の丘」と呼ばれる丘があり、スタバやパン屋などがあります。
また戸山キャンパスは文化系サークルの部室棟である学生会館と直結しています。
サークルへの参加もしやすいのも人気の理由の一つです。
あまりのおしゃれさや文化系サークルへの加入のしやすさから、戸山キャンパスは女子からの人気が非常に強いキャンパスです。
そんなこともあり、文学部は男女比も4:6程と早稲田大学内で唯一女子の方が人数が多い学部です。
因みに、早稲田大学のキャンパスについて詳細に解説している記事があります。
志望校選びにおいて、大学のキャンパス問題は非常に重要な判断要素なので、是非一読ください!
早稲田大学のキャンパスを解説!特徴や学部選びの注意点がわかる!
早稲田大学文学部の偏差値や難易度は?
早稲田大学文学部に合格するのは難しいのでしょうか?
客観的なデータである偏差値と倍率を見てみましょう!(以下、引用元はパスナビ)
まずは偏差値です。
早稲田大学文学部の偏差値は「67.5」となっております。
これは早稲田大学の中では中間の位置にあります。
もっとも私立の中ではトップレベルです。
次に倍率についてですが、2020年度の一般入試の倍率は「8.4倍」となっています。
この数字から、早稲田大学文学部は非常に人気の学部ということがわかるでしょう。
しっかりと対策しないと合格することは難しそうです!
ちなみに、本学部が人気の理由の一要因が、キャンパスが戸山キャンパスであるためです。
この点、早稲田大学戸山キャンパスには文学部の他に文化構想学部もあります。
この文化構想学部と文学部は一心同体というイメージを持っていただいて構いません。
キャンパスも同じで履修できる授業もこの2つはほとんど被っています。
自分が学びたい、研究したいという分野が文学部にしかないという場合には文学部のみを選ぶべきです。
しかし、早稲田大学で一番おしゃれな戸山キャンパスで大学生活を過ごしたい、文キャンに設置されている楽しい授業を優先的に履修したいという目的ならば文学部だけでなく文化構想学部も併願するのがおススメです。
なお、早稲田大学文化構想学部について丁寧に解説した記事があります。
この記事を読めば早稲田大学文化構想学部の特徴や具体的な対策について理解することができます。
ぜひ読んでみて下さい!
(あわせて読みたい)
早稲田大学文学部に合格するためには何をすればいいの?
先述の通り、早稲田大学文学部は早稲田大学内でも最も人気の学部といっても過言ではないです。
そのため、本学部に合格するためにはしっかりとした対策が必要となります。
そこで、各科目別に具体的な対策について解説していきたいと思います!
・英語
早稲田大学文学部の英語の試験は、試験時間は90分で、大問数は5問、選択式・記述式です。
早稲田文学部の長文の大問は例年大問1~3で出題されますが、他の学部では長文の内容を問う問題が中心に出題されるのに対して、文学部の長文読解では、空欄補充や文をつなぐ文補充の問題が重視されることが特徴です。
出題される文章は200語程度のものから800語程度のものまで、多岐に渡ります。
また、出題される読解文の主題は文化論や社会論が中心ですが、その中でも世界史に関する題材を用いたものが多く、教養を備えていれば文章の理解を助けることもあります。
また、早稲田大学文学部の英語の特徴として、会話文の大問が出題されることが挙げられます。
口語表現にも対応できるよう、会話文への対策はしっかりと準備しているといいでしょう。
おすすめの参考書としては、「Next Stage」(桐原書店)「Vintage」(いいずな書店)がいいでしょう!
会話表現がまとまっているので、必ずやっておきたいところです!
また、例年大問5では、文章を読んで英語の要約文を作る問題が出題されており、文章を正確に読み取る力と自分の言葉で簡潔にまとめる力が問われています。
これぶっつけ本番にできるようなものでは有りません。
事前に過去問演習などで、作文し、学校や塾の先生の添削を受けておきましょう!
・国語
早稲田大学文学部の国語の試験は、時間が90分、大問数が4問、選択式・記述式です。
早稲田大学文学部の国語は早稲田大学内でも難易度が高いことで有名です。
まず、前提として問題数が多いです。
90分の試験ながら、比較的長い文章の現代文が2題、古文が1題、漢文が1題です。
速読力と情報処理能力が試されます。
問題文自体はあまり難しいものではないので、本学部の過去問や共通テスト・センター試験の過去問などで速読力を高めておくといいでしょう。
次に古典についてですが、古文では中世の物語文、日記が頻出です。
受験生が苦手とする和歌もよく出題される上、俳諧までもが出題されたこともあります。
今後も出題される可能性があるので、注意が必要です。
また、漢文も出題されます。
こちらもかなり難易度が高いので、基礎からしっかり固め、応用的な問題演習を繰り返しましょう!
・日本史
早稲田大学の日本史の試験は、大問が6題で、小問45問、選択式の問題が6割、記述式の問題が4割です。
レベル感としては、全体的に標準的な問題が多く、難問は1割程度出題されると言ったところです。
早稲田大学を受験する受験生のレベルで言うと、標準的な問題はきっちり得点してきます。
そのため、いかにみんなが取れる問題を落とさないかが重要です。
この点の対策としては、受験生シェア率が高い教材をしっかりと潰すことです。
本学部の日本史の特徴としては、文化史がめちゃくちゃよく出ます!笑
一般的に受験生は文化史は非常に苦手です。
通史に重点を置いていると、文化史の分野がおろそかになりがちなので、要注意です。
図説・資料集は必ず何度も読み返し、美術品(仏像・建築物・絵画等)は名称だけでなく、外観も把握するようにして下さい。
さらに、早稲田大学文学の日本史では、史料問題も多く出題されています。
こちらの対策についても、教科書掲載レベルの史料は史料集で解説を見るなど、できる限りの勉強をやっておきましょう!
・世界史
早稲田大学の世界史の試験は、大問が9題、選択式と記述式の問題が出題されます。
記述問題については、用語を記述する問題に加えて、指定用語を用いた40〜50字ほどに出来事を要約する短文記述が出題されています。
本学部の世界史の特徴としては、文学部ということもあり、主要国のみならず東南アジアやアフリカの国などといった世界各国の歴史がよく問われています。
手薄になりがちな、周辺地域の歴史についても、受験生が知っているべき知識については抜け目なく抑えておきましょう!
また、文化史、特に美術史からの出題も多いです。
これまでの出題例でいうと、19世紀を代表するフランスの画家「ミレー」や「ドガ」の作品を使った問題や、ナポレオンが描かれた絵画についての知識を問う問題が出題されています。
絵画や写真について、ビジュアルを覚えることはもちろんですが、それらに関係する政治的事情、経済的事情までも正確に押さえておく必要があります。
文化史を政治や経済とうまくリンクさせながら勉強することがおすすめです!
早稲田大学文学部についてまとめ
以上、早稲田大学文学部の様々なことについて説明してきました。
ここまでの内容をまとめると次のようになります。
・早稲田大学文学部は大学内でもおしゃれなイメージで楽しい授業がいっぱい
・早稲田大学文学部は早稲田大学の学部のうち最も人気のある学部である
・早稲田大学の文学部と文化構想学部はほとんど同じなので、文化構想学部も併願するといい
・早稲田大学文学部の歴史では文化史が頻出!しっかりと勉強しよう!
早稲田大学文学部は早稲田生の憧れの存在というイメージが定着しています。
綺麗な校舎でおしゃれなカフェなど、憧れのキャンパスライフを具現化したものと言えるでしょう。
頑張った先には楽しいキャンパスライフが待っています。
ぜひ早稲田大学文学部の合格を目指して勉強頑張ってください!!
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