皆さんこんにちは!武田塾秋葉原校です。
受験生はこんな疑問を持ったことないですか?
「大学入試と高校の成績は関係あるのか?」
結論から言うと
AO入試と公募推薦入試は成績が関係し、一般入試に成績は関係しません。
(一般入試は、現段階では高校の成績が無関係に選考が行われますが、今後変化する場合があります。)
ただし、AO入試と公募推薦入試それぞれにおいて、成績が関係する度合いは結構変わっていきます。
ではどのくらい変わるのか
・どの受験形態が成績にどのくらい関係するのか?
・今後一般入試も成績を重視する可能性はある
以上二つを参考にして解説していきたいと思います。
・どの受験形態がどのくらい成績に関係するのか
どの受験形態がどのくらい成績に関係するのか。
強さ順で表してみると1指定校推薦2 AO入試 公募推薦 3一般入試です。
1 指定校推薦
2 AO入試、公募推薦
3 一般入試
成績比率が高い順に解説していきます。
1 指定校推薦
指定校推薦は合格点の中で成績が占める比率は著しく高いです。
皆さんは学校から配られた進路指導便り等で指定校推薦の基準を見たことがあるかと思われますが、大抵、成績が一定以上を有する者って書いてありませんか?
例えば日本大学・法学部を指定校推薦で受験する場合、評定平均3.5以上など。
上記の日本大学を指定校推薦で受験する場合、まず評定平均3.5が必要になるため、学校の成績が3.5上回るようにキープしないといけないってことです。
この時点で基準に達していない場合は受験ができません。
また、日本大学・法学部の募集人数が1名に対して評定平均3.5以上の生徒が3名応募していた場合、その中で評定が一番高い生徒が優先的に受験する権利を取得できるため、3.5を遥かに上回る成績をキープしなければ受験することはできません。
そして指定校推薦で受験する資格を取得できた場合、試験日に遅刻でもしない限り不合格にはならないです。つまり、高い成績をキープし指定校推薦を取得できた時点でほぼ合格が決まるため、それほど成績は合格する上で重要なのです。
2 AO入試、公募推薦
AO入試と公募推薦は合格点の中で成績が占める割合はやや低いです。
AO入試と公募推薦入試を受験するためには、ほとんどの大学で成績の要である評定平均が一定以上求められます。
AO入試を例に挙げると青山学院大学・史学科では
- 評定平均3.8以上、かつ「外国語」の評定平均4.2以上、かつ「世界史B」もしくは「日本史B」 の評定平均4.2以上
公募推薦入試を例に挙げると東洋大学文学部哲学科は評定平均3.6以上
以上を見ると高めの評定平均が必要とされていますね。
ただ、それで受験資格を得たとしても指定校推薦と違って成績が高ければ即合格という訳ではないのです。
A O入試と公募推薦は成績以外に論文と面接があります。
先ほどの東洋大学なんかがそうです。
つまり、いくら成績が良かったとしても論文と面接で失敗してしまったら不合格になり得るという訳です。
AO入試と公募推薦は書類審査の際に加点されるくらいなので、比率としてはやや低めになります。
3 一般入試
一般入試は合格点の中で成績が占める割合はかなり低いです。
法政大学の一般入試の場合、合格点として換算するものは試験の結果のみで、稀に成績を換算することがあります。
どの大学でも法政大学と同じ受験制度が多いです。
以上から成績はほぼ関係ないと言っても過言ではないですが、ある決まった場合において成績が重視されます。
それは、合格点ぴったりの場合でその中から合格者を絞り出さないといけない場合です。
例えば、合格点ぴったりの受験生が三人いるのに対して、大学側が合格を出せる人数は一人とします。
その際に重視されるのが成績という訳です。
評定平均が4.2、3.8、3.5の順番であれば、必然的に評定平均4.2の学生が合格することになります。
一見ヒヤヒヤしそうな話ではありますが、合格点をもうちょい越えれば良い話なので一般入試を受験する受験生にはあまり関係ないです。
ただ、合格点ぴったりを取ってしまう可能性もあるため日頃から成績を高くキープしておいた方が無難です。
今後一般入試が成績を重視する可能性がある
先ほど一般入試は成績とほぼ関係ないと申し上げましたが、2020年の大学入試改革から一般入試が成績を重視する可能性が出ています。
文部科学省は大学入試改革で「学力の3要素」を多面的・総合的に評価することが必要だとしています。
その3要素とは、1 知識・技能、2 思考力・判断力・表現力等、3 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度であり、3の「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」が学校の成績となります。
つまり、成績が求められることが確定しているのです。
文部科学省がわざわざ上記のような項目を設定している点から、成績が合格点の一部分を占めることは確定的です。
文科省の言う成績は学校生活(部活・態度)、テストの結果を指しています。
一般入試を受験する生徒は日頃から高い成績を収める必要性が出てきた訳なのです。
そうなってしまうと受験生にとって大きな負担となってしまいます。
ただ、現時点で学力の三要素を指針としている大学はかなり限られているため2021,2022年辺りの受験生は安心しても良さそうです。
2023年以降の受験生は要注意です!!
しかし、ここまでくると指定校推薦のコスパの良さが際立ってきますね。
高い成績を常に納め続けてなければいけないなら、わざわざ一般入試を受験するより、指定校推薦でさくっと合格しちゃおうなんて考えになってしまいます。
上手いこと区別化して欲しいんですけどね。
まとめ
いかがでしたか?
どの受験媒体がどれくらい大学入試に関係するのかわかっていただけたかと思います!
受験生の皆さんが高い成績をキープできるよう陰ながら応援しています。
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