英語が不要な大学なんてあるの？英語のせいで受験を諦めなくていい！

「受験に英語は大切っていうけどめっちゃ苦手。どうしよう…」
「英語受験しなくていい学校ってないの？」
「英語受験しなくていい大学を具体的に知りたい！」

あなたは今、こんなことを考えていませんか？

英語で苦労する受験生は本当に多いと思います。
筆者も高校生のころは英語に四苦八苦していましたのでよくわかります。

英語が合否をわけるなんて言われますが、本当に苦手であれば、出来るなら避けて受験したいですよね。
どれだけやっても伸びない英語をやり続けて結果、不合格ではたまったものではありませんよね。

そこでこの記事では、現役東大生であり、武田塾秋葉原校のスタッフである鶴山が

英語が不要な大学について解説します。

この記事を読めば、
英語が不要な大学を受験するメリットや英語が不要な具体的な大学名などについて完全にわかります。
この記事があなたのお役に立ちましたら幸いです。

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「本音を言えば早稲田や慶応に行きたいけど、
今の自分の成績では正直いける自信なんてないなぁ…」

「MARCHに行けたら嬉しいけど…自分じゃどうせ無理だよなあ…」

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英語が不要な大学なんてあるの？

『大学受験は英語がすべて』なんていうこと言う人もいるくらい、大学受験では英語が重視されていることが多いです。

実際に英語だけ配点が200点だったり、どの学部でも英語受験が必須だったりすることが多いです。

しかし、探してみると英語を受験に必要としない大学も存在します。

基本的には、受験科目というのは「その大学の学部で学ぶのに必要な基礎的な知識」という位置づけになります。

ですので大学側が『この学部は、英語のできるできないを問う必要がない』と判断すれば、英語を使わないで受験することができる、ということのなりますね。

英語が不要な大学のメリット

英語が不要な大学を受験するメリットはいくつかあります。
英語が苦手過ぎるために大学受験を諦めかけてる人でも受験が出来ます。

「中学までの英語はなんとかしてきたけど、高校で習う英語は文法も単語もやる量が桁違いで全然太刀打ちできない！！」という高校生は、かなりいるでしょう。

英語を理由に志望校を下げてきた先輩たちも数知れないはずです。英語が不要であれば、そんな悩みから解放されます。

また特段英語が苦手というわけでもない受験生でも英語がなくなることによって、他の科目に時間を潤沢に使えるようになります。

文系であれば、特に社会系科目は時間がいくらあっても余ってしまうことはありませんし、

理系であれば数理ともにしっかりと学習内容を習得するには膨大な時間が必要です。

英語に使っていた時間を他の科目に回せるのは大きなメリットですが、その大学の他の受験生も同じ条件なので、2科になった分、気を緩めるのではなく、もっと引き締めて受験の臨むことも忘れないようにしましょう。

英語が不要な大学おすすめ

英語が不要な大学を紹介します。

ほとんどの場合、『大学全体ではなく、学部や学科によって必要ない』という形になりますので、その点は注意してください。

慶応義塾大学

なんと慶応義塾大学でも英語無しでの受験が可能な学部があります。

「総合政策学部」と「環境情報学部」です。

どちらも小論文が必須で、「小論文＋数学or情報」「小論文＋英語」「小論文＋英語＋数学」という3方式から受験可能ですので、

最初の「小論文＋数学or情報」のパターンを使えば、英語無しで受験が可能です。

マーチ

慶応に次いで、MARCHの中でも英語無しで受験可能な学部がある大学があります。

1つめは中央大学の「経済学部」です。『統一入試』と呼ばれる形式の入試で、英語、国語、数学、社会(日本史B、世界史B、政治経済いずれか)の中から3科目を選んで受験という方式です。

英語を選択しないと必然的に数学を使うことになるので、『英語より数学のが得意』という文系の受験生に向いています。

MARCHのなかでもうひとつ英語が必要のない学部がある大学があります。

法政大学の「文学部日文学科」です。

T方式という受験方式で科目は、国語＋小論文となり、国語力をひたすら問われる試験となります。

大学受験では珍しく、漢文が要求されますので、他の大学と併せて受けるとなると、この受験方式のためだけに漢文を勉強する必要が出てくる可能性があります。

武蔵大学

武蔵大学は全学部で2科目選択受験が可能です。偏差値は58前後とそれなりの大学なのでどの学部でも2科目で受けられるのはチャンスです。

ただし、同じようにチャンスと考える受験生が多く、倍率も合格点も高くなり、合格するには実際の偏差値より2前後高い偏差値が必要になってきます。

英語苦手だけで2科目ならMARCHも余裕という人向きです。また古文を使わずに現代文＋1科目で受験も可能です。

主に文系の紹介になっていましたが理系の大学もいくつか紹介します。

北里大学

北里大学の「理学部」は理科＋数学or英語、「獣医学部動物資源学科」「獣医学部生物環境学科」は理科＋数学or英語or国語、それぞれ2科目で受験が可能です。

理系では有名な大学ですが、2科目受験の大学としては倍率もそこまで高くなくおすすめできます。

工学院大学

工学院大学の「建築学部」は英語、国語、数学、理科の4科から3科を選ぶ形式なので英語受験を避けることができます。ただし、その分国語が必須になりますので、国語が得意であれば候補になります。

英語が不要な大学まとめ

英語が不要な大学について解説してきました。
単純に英語を使わなくていい大学と、英語の代わりに他の科目を使わなくてはいけない場合のパターンに分かれていましたね。

英語を使わないと受験できる大学、学部なども限定的になってしまいます。最初から英語を勉強しないのではなく、受験勉強をしていく上で、英語以外の科目がかなり伸びてきた時の選択肢として考えておくといいと思います。理想は、自分の行きたい大学に行くことであって、「とりあえず大学に行く」のでは大学入学後に大学に行った意義が見出せなくなってしまうでしょう。そうならないよう、今頑張りましょう。