「早稲田大学に進学したくて、とりあえず文化構想学部を受験しようと考えているのだけれど、どんなことを勉強・研究する学部なのだろうか?」
「早稲田大学文化構想学部に進学することの利点ってあるの?合格するのは難しいのかな?」
早稲田大学文化構想学部を受験しようと考えている学生の中でこのようなことを考えている学生は多いのではないのでしょうか?
基本的に早稲田大学においては転部することはデメリットしかありません。
そのため、入学してみて全く興味ないと知っても手遅れといえるでしょう。
志望校選び段階できちんと進学する可能性のある学部については調べておかなければ取り返しのつかないことになりかねません。
そこで早稲田大学法学部に四年間在籍し、文化構想学部の友人を多く持つ私筆者が早稲田大学文化構想学部について丁寧に解説したいと思います。
この記事を読んでわかること
・早稲田大学文化構想学部の特徴がわかる!
・早稲田大学文化構想学部の偏差値や難易度がわかる!
・早稲田大学文化構想学部の入試の具体的な対策についてわかる!
・早稲田大学文化構想学部を選ぶ際のポイント
ぜひ読んでみてください!
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早稲田大学文化構想学部ってどんな学部なの?
皆さんは「文化構想学部」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
文学部とは違うし、全然イメージが湧かない!
といった方が多いかと思います。
現に、私筆者の文化構想学部の友人は受験段階では本学部がどんな学部か知らなかったと言っています。
なんなら、入学してからもどんな学部か説明できないと言っていました。
当の本人たちも「文化構想学部」のイメージが分かっていないのです(笑)
まさに、早稲田大学の13ある学部の中で最もその学部名からどんな学部か見当もつかないのがこの「文化構想学部」でしょう。
そもそも、「文化構想学」って何?そんな学問あるの?
って感じですよね、、、笑
早稲田大学文化構想学部長は「文化構想学」について、
「文化構想学」とは、これまで文学部が培ってきた人文学の知見を現代的な視点から見直し、既成の学問的な枠組みの域を超え、新たな学問領域、そして学問的な「知」を創出することを眼目とする学問である。
と述べています。
そう言われても、なんだかあまりよく分かりませんよね、、笑
分かりやすくいうと、今ある文化をさらに発展させて、文字通り、未だかつて誰も見たことのない新しい「文化」を「構想」していく学問なのです。
このように聞くととてもワクワクしてきませんか?
皆さんに、もっと具体的なイメージを抱いてもらうために、次の章では本学部の論系(コース)について説明します!
早稲田大学文化構想学部では具体的にどんなことを学ぶの?
早稲田大学文化構想学部では、1年次で文化構想学の概略を学んで、2年次から自分の興味がある論系に進級し、具体的に研究していきます。
そして、本学部では6つの論系が設置されています。
・多元文化論系
・複合文化論系
・表象・メディア論系
・文芸・ジャーナリズム論系
・現代人間論系
・社会構築論系
以下、それぞれについて簡潔に説明していきます!
・多元文化論系
多元文化論系では、世界各地の地域に根差した固有の文化を研究します。
ある地域の文化と周辺の地域の地域の文化が交わり合うことで新しい文化が形成されていきます。
この論系では、各地の文化の研究をすることで、多様な価値観を体系的・横断的に捉え、新しい文化の構想を目指します。
多元文化論系では、「英語圏文化」「ヨーロッパ文化」「アジア文化」「中東・イスラーム文化」「国際日本文化論(JCulP)」の、5つのプログラムから構成されています。
・複合文化論系
複合文化論系では、社会・文化現象を総合的に研究します。
この論系の研究対象は幅広いのが特徴であり、衣食住をはじめ、言語、文学、芸術、哲学、思想、宗教、美意識、メンタリティー、政治、経済、医療、さらには国際関係をも研究の対象となります。
複合文化論系では、「言語文化」「人間文化」「超域文化」「感性文化」の4つのプログラムから構成されています。
・表象・メディア論系
表象・メディア論系は、人類がこれまでに生み出してきた多種多様な芸術文化活動を、「メディア」「身体」「イメージ」という3つの切り口から分析し、研究を深める論系です。
表象文化の作品・イメージ群を、芸術史や美学、作家論などといった従来からある学問の枠組みから解放し、政治・経済の諸問題やテクノロジーの進化などの世界状況と結びつけ、ダイナミックに捉えなおすことを目指しているのです。
絵画や彫刻、舞台芸術などが好きな学生におすすめの論系と言えます!
・文芸・ジャーナリズム論系
文芸・ジャーナリズム論系では、
活字文化を中心に、純文学やエンターテインメントを含む小説・詩歌・シナリオ・戯曲・批評・随筆・エッセイといった文芸諸ジャンルの実作、
さらには、美術・音楽・文化など、一般的な文芸批評の枠を超えた幅広い領域を横断的に研究することにより新たな文芸文化の構想を図ります。
早稲田大学には、重松清などといった著名な作家が教授を務めており、生の声を聞くことができます!
・現代人間論系
「人間とは何か。」
これは、古来よりあらゆる学問が抱えてきた究極の命題です。
価値観が多様化し、人間を取り巻くあらゆる事象が複雑化・多元化する現代社会においては、人間の本質を探り、「私」自身のアイデンティティを確認することがもっとも大きな課題となっています。
この課題を通じて、人間に対する多面的なアプローチを通じて、現代社会の諸問題に立ち向かうことが、この現代日本論系の主たる目的です。
真理に辿り着くことが不可能な課題を追求していくからこそ、面白味があります。
哲学が好きな人にはとても楽しい論系と言えるでしょう。
・社会構築論系
この論系では、歴史的、文化的視点から分析することにより、現代社会の構造について根源的に捉えなおします。
さらに、そこから社会の矛盾や問題点をえぐり出し、それらを克服する新たな社会構築の方法とそれを担う主体のあり方を構想し、将来の社会につなげることを主眼としています。
つまり、「過去に学び、現在を知り、未来を拓く」ということです。
この論系で学ぶことは、社会人になってからも実用的なのでおすすめです!
早稲田大学文化構想学部の偏差値や難易度は?
早稲田大学文化構想学部の偏差値は「67.5」となっています。
この偏差値は、私立文系学部の中では非常に高いものです。
次に倍率についてですが、
2020年度の一般入試の倍率は「8.6」と非常に高い倍率であるといえます。
年によっては10倍を超える年もあるようです。
この倍率は早稲田大学内においてもトップクラスの倍率です。
(引用元:パスナビ)
これらの数字から早稲田大学文化構想学部は非常に人気のある学部といえ、合格するための難易度はかなり高いといえます。
早稲田大学文化構想学部の入試対策は?
前章で述べたとおり、早稲田大学文化構想学部は偏差値・倍率がともに学内トップクラスです。
そのため、合格するためにはしっかりとした対策が必要になります。
そこで、科目別の具体的な勉強法について解説します!
・英語
早稲田大学文化構想学部の英語は、例年長文3題、英会話文1題、英作文1題の計5題で構成されています。
長文読解問題では、内容一致問題、空所補充問題が必ず出題されます。
そして、選択肢が本文で用いられている単語を別の単語で表現したものというケースが多いです。
そのため、単語の勉強をする際には、多義語や類義語についても意識的に勉強するといいでしょう!
また、長文読解問題意外に、英作文の問題も出題されます。
問題の形式としては、問題文を読んで、その内容を自分の言葉で10word程度で要約するというものです。
そのため、英語の基本的なフレーズのパターンを暗記しておくというのが有用です。
・国語
国語については、例年現代文1題、古文1題、現古漢融合文1題の計3題で構成されています。
現代文の問題では、2つの文章を読み比べながら問題を解くという形式の設問が出題されます。
分量が多いため、速読力と精読力が必要になります。
闇雲に読むのではなく、現代文の論理的な解法に基づいて解き進めて行かなければ時間オーバーになってしまいます。
国語の論理的な解き方について解説している記事も執筆しているので、こちらも是非併せて読んでみてください!
記事リンク
また、現代文、古文、漢文の融合問題が出題されます。
現古融合問題だからといって、特別に難しくなるということはありません。
しかし、現古漢融合問題は早稲田大学文化構想学部くらいでしか出題されません。
そのため、問題の形式に慣れておく必要があります。
過去問演習を必ずやるようにしましょう!
・社会
早稲田大学文化構想学部の社会の問題は、難関私立文系学部であるにも関わらず、教科書レベルの問題が多いです。
そのため、まずは共通テスト、センター試験レベルの問題を完璧に解ける程度の知識量を身につけましょう!
なお、日本史に関しては、全体の3割程度が記述式問題になっています。
間際らしい漢字の問題なども出題されているので、普段の勉強では、注意して暗記するようにしましょう。
また、文化構想学部ということもあり、日本史、世界史共通して、文化史が多く出題される傾向にあります。
文化史は受験生が苦手とする分野なので、ここを抑えておくと大きなアドバンテージを得ることができます!
早稲田大学文化構想学部を志望校に選択する際に気をつけることはある?
早稲田大学文化構想学部は早稲田大学の中でもトップクラスに人気の学部です。
その理由の一つとして、本学部の本拠となる校舎が戸山キャンパスにあるという点が挙げられます。
戸山キャンパスは早稲田大学のキャンパスの中で最も綺麗でおしゃれなキャンパスとして知られています。
開放的な空間におしゃれなパン屋やスタバがあり、女子からの人気が非常に強いキャンパスなのです。
男女比も4:6程と早稲田大学内で唯一女子の方が人数が多い学部です。
早稲田大学のキャンパスについて詳細に解説している記事があります。
志望校選びにおいて、大学のキャンパス問題は非常に重要な判断要素なので、是非一読ください!
早稲田大学のキャンパスを解説!特徴や学部選びの注意点がわかる!
因みに、戸山キャンパスは文化構想学部だけでなく文学部も所属するキャンパスです。
そのため是非とも戸山キャンパスで学びたいと考えている場合、文化構想学部だけでなく、文学部も併願することをおすすめします!
また、早稲田大学文化構想学部は2年次から自分の興味ある論系に進むということは先程説明しましたが、希望する論系に進めるか否かは1年次の成績によります。
特に論系のうち、表象・メディア論系の人気は圧倒的に高く、1年次にしっかりと好成績を修める必要があります。
そのため必ずしも自分の学びたい学問が学べるとは限らないという点には注意が必要となります。
早稲田大学文化構想学部についてのまとめ
以上、早稲田大学文化構想学部についてその特徴、難易度など詳細に説明してきました。
ここまでの内容を簡潔にまとめると次のようになります。
・文化構想学部は既存の文化を新しい文化に昇華させることを目的とする創造的な学問
・早稲田大学文化構想学部は本大学内でもトップクラスの倍率であり、人気の強い学部である
・早稲田大学の中で一番おしゃれな戸山キャンパスで学びたいのなら文学部という選択肢もある
・歴史の問題では文化史が頻出!確実に勉強しておこう!
早稲田大学文化構想学部は学内でもっともブラックボックスな学部と言われています。
この記事によってその実態について少しでも理解していただければ幸いです。
ぜひ早稲田大学文化構想学部への合格を目指して勉強頑張ってください!
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