「将来、弁護士になりたくて法学部に進学しようと思っているのだけど、どこの大学に進学するといいのだろうか?」
「大学のレベルと弁護士など法曹になれる可能性とは相関関係はあるのだろうか?」
将来、法曹になることを夢見て、法学部に進学しようと考えている受験生の中にはこのようなことを思っている方は多いのではないでしょうか?
法学部を志望する受験生では将来弁護士などの法曹になりたいと思っている方も多いと思います。
この点、これから説明する通り、法曹を目指す上でどこの大学の法学部に進学するかは大きなポイントとなります。
また、高校生向けに法曹になるための手引きについて詳細に説明されている書籍や記事は今のところほとんどありませんよね、、
そこで、法曹志望として法学部に4年間、法科大学院(ロースクール)に2年間在籍した私筆者が、法曹と大学の関係性について丁寧に解説したいと思います!
この記事を読むメリット
・法曹になるための大まかな流れがわかる!
・法曹と大学との関係性がわかる!
・法曹になるためにおすすめの大学がわかる!
それでは行ってみましょう!
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弁護士になるには法学部に進学するだけじゃだめ?大学入ってからの流れは?
まず、基本的な前提知識の確認ですが、
「法曹」とは、弁護士、検察官、裁判官のことです。
この3つの職業は世間では「法曹三者」と呼ばれていますね。
そして弁護士など法曹になるためには大前提として、国家試験である「司法試験」に合格する必要があります。
ここで、よく間違われることですが、現行の制度においては大学の法学部に進学するだけでは司法試験を受験することができません!
すなわち、法学部に進学するだけでは絶対に法曹にはなれないということです。
これはどういうことかと言うと、司法試験には受験資格があるのです。
その資格を持っていないとそもそも司法試験を受けることはできないというわけです。
それでは、具体的にどのような条件を満たせば司法試験の受験資格を取得することができるのか?
それは、現在では以下の2つの条件のみになります。
①法科大学院を修了する
②司法試験予備試験に合格する
これだけではいまいちわかりませんよね、、、
そこで、それぞれ丁寧にわかりやすく解説していきたいと思います!!
①法科大学院を修了する
まず①についてですが、原則として司法試験を受験するためには、法科大学院を修了する必要があります。
法科大学院とは、法律家養成機関としての大学院です。
専門職課程と呼ばれ、皆さんがイメージする大学院とは少々異なります。
法科大学院では、山積みの専門書を読み込み、ある特定の分野の研究を深めるというものではなく、大学受験の予備校のように司法試験合格に向けた勉強を徹底的に行います。
取得できる学位も「法務博士(専門職)」です。
この法科大学院を卒業するためには、原則として3年間要します。
もっとも、法科大学院には短縮過程(既習者コース)というのもが用意されています。
これは、本来3年かけて卒業するところ、入学段階である程度の法律知識を有している学生については2年での卒業を認めるというものです。
わかりやすく言えば、一気に2年生に飛び級して大学院に入学するといった感じです!
ちなみに、学年も2年生からスタートになります。
ここでは、要するに①の法科大学院ルートで司法試験を受験する場合には、大学の学部を4年、大学院を3年(2年)の合計7年(6年)かかるということを覚えておいてください!
もちろん、その全てを勉強に専念しなければならないと言うわけではないので安心してください!笑
このルートで法曹を目指そうとする学生の多くは、大学1〜3年の春学期くらいまではサークルやアルバイトと勉強を両立し、3年秋学期から4年夏に控えている法科大学院入試に向けて本格的に勉強に専念するというパターンが多いです。
なお、法科大学院では基本的に遊ぶ時間、アルバイトをする時間はないと思っておいた方がいいです。
現に私筆者は大学受験以上に勉強しています。笑
もっとも、同じ志を有する仲間達と切磋琢磨するので、勉強が大変でも、楽しい日々を送っています!
②司法試験予備試験に合格する
次に、②についてです。
先述の通り、司法試験の受験資格は原則として、法科大学院を修了することが必要になります。
しかし、例外としてもう一つの方法があります。
それが②の司法試験予備試験に合格することです。
司法試験予備試験とは、本来は、経済的理由などから、法科大学院に通うことができない人などのために設けられた試験です。
司法試験予備試験に合格すると、法科大学院修了したのと同等の水準であると認定され、司法試験の受験資格を得ることができます。
もっとも、この試験の合格は非常に難しいのが特徴です。
合格率はわずか数%となっています。
倍率にすると50倍にまでのぼることもあります。
司法試験予備試験経由で司法試験に合格することが、数ある現行の国家試験で最も難しいとされています。
そのため、司法試験予備試験に合格するには、相当の努力が必要です。
大抵の場合、大学1、2年生の頃から、サークル活動やアルバイトをせずにひたすら勉強する必要があります。
またこの段階においては、大学の授業を先取りして自分で法律の勉強をしなければならないため、ほとんどの学生が予備校に通います。
予備校の基礎講座は概ね150万円〜200万円程かかります。
もちろん独学で勉強することもできなくはないですが、現実的ではありません。
まず、そもそも何から手をつけるべきかもわからないですし、法律の勉強に慣れていない初学生が膨大の量の法律を闇雲に勉強していくのは大変危険です。
法律学は、未だ真理が存在しないため、下手したらどんどん沼にハマってしまいます。
そのため、おとなしく予備校に通っておくのが無難です。
少なくとも私筆者は、司法試験予備試験に合格した人で、独学でやったと言う人は見たことがありません。
そもそも弁護士になるためには大学の法学部に入らないといけないの?
では、法曹を目指すとした場合、絶対に法学部じゃなければ法曹になることができないのかという点について解説します!
結論としては、、、
全然法学部じゃなくても法曹になることは出来るが、ディスアドバンテージは否めない!
といった感じです。
先述した通り、法曹になるための条件は、「司法試験に合格すること」です。
そして、司法試験を受けるためには、法科大学院を修了するか、司法試験予備試験に合格しなければいけないのでしたね。
まず、法科大学院に進学するためには、大学院入学試験に合格する必要があります。
そして大学院入学試験の受験資格は、4年制の大学を卒業したことです。
学部が法学部であるか否かは全く問題となりません。
次に、司法試験予備試験についてですが、これについては受験資格というものはありません。
受験料(17,800円)を納入するだけです。
すなわち、高校生や理系の学生などでも受験することができます。
ちなみに、司法試験予備試験の最年少合格記録は、高校3年生です。
そのため、法学部出身かはおろか、大学を卒業したか否かすら問題とならないのです。
もっとも、法科大学院入試においても、司法試験予備試験においても合格するためには、膨大な範囲の法律知識が必要となります。
法学部に進学すれば、ほとんど必ず、法律の授業が必修科目となります。
そして、卒業するためにはそれらの授業の単位を取得する必要があり、否が応でもある程度の法律の勉強をしなければならないのです。
そのため、大学を卒業する段階である程度の法律知識は身につきます。
また、法曹になるための勉強は、授業の勉強・期末試験対策にも直結しますので、好成績を修めることも可能となり一石二鳥です!
これが法学部に進学することで得られるアドバンテージです。
これに対し、法学部以外の学部であった場合ですが、
まず、膨大な量の勉強を自分一人でやらなければなりません。
もっとも、この点に関しては、予備校なども充実しているので、そちらに通塾することで対処することができます。
大学院入試や司法試験予備試験のための勉強と並行して、大学を卒業するために法律とは何ら関係ない授業の勉強をしなければなりません。
また、大学の成績は大学院入試において非常に重要となります。
大学の成績が悪いと、書類で落とされてしまい、大学院入試を受けさせてもらえないこともあるのです。
そのため、どちらか一方に注力することができず、結果として中途半端になってしまいます。
弁護士になるためにはどの大学に進学すればいい?
次に、弁護士など法曹になることと、大学のレベルの相関関係について解説します。
まず、法曹それ自体になることについては、大学のレベルというのはそこまで重要な問題ではありません。
というのも、先述した通り、大学院試験や予備試験では大学のレベルなどは問題とならないからです。
また、大学の偏差値が低いからと言って大学院入試において書類で切られるということもありません。
そして、法律という分野は、すべての学生が大学に入ってから新しく学ぶ分野ですので、大学に入ってからの努力がものを言います。
しかし、実際には司法試験合格には、膨大な量の法律知識をインプットし、その知識を試験で使いこなせなければなりません。
そのため、勉強の要領が大きく関係してくるため、類型的に効率の良い勉強方法を知っている高偏差値の大学の方が多くの司法試験合格者を排出しています。
次に、法曹になった上で、より多くのお金を稼ぐ、出世するという観点からは、非情にも学歴が大きく関係すると言われています。
まず、司法試験合格後、弁護士を志望する場合、弁護士事務所への就職活動をするのですが、ここで出身大学がガッツリ見られます、、、
いわゆる4大事務所と呼ばれる、最大手事務所については、慶應や早稲田についても多少は採用枠があるものの、基本的に東大・京大しか採用しません。
その代わり、4大事務所に所属すればゾッとするくらいの給料は貰えます(笑)。初任給から年収1000万円を超えることも普通です。
また、検察官や裁判官についても、その出世には事実上の学歴派閥があると言われています。
以上を踏まえると、結論としては冒頭に申し上げた通り、
より高い偏差値の大学に進学した方がいいということになります。
また、高偏差値の大学には法曹を目指す学生も多いです。
そのため、精神的にも周囲の環境から勉強するモチベーションが出来ますし、お互いでわからないところを補充しあったりすることもできます。
私筆者自身も、大学の頃、友人数人と自主ゼミを組むことで、提起的に勉強会を行っていました。
弁護士になる夢を叶えやすいおすすめの大学は?
ここまで法曹になるために法学部に行った方がいいのか、高偏差値の大学を目指した方がいいのかについて丁寧に説明してきました。
最後に、弁護士など法曹になるという目標において、おすすめできる大学を紹介します!
なお、今回は首都圏の法学部に的を絞って紹介しています。
・東京大学法学部
まずは、文系最高峰の東京大学法学部です。
これに関しては、特に紹介する必要もないと思いますが、本当に素晴らしいので一応紹介しておきます。
東大法学部で学ぶことの最大のメリットは、それぞれの分野の権威である教授陣の下で学ぶことができるという点です。
日本の現在の法制度を築き上げている教授に直接学べることは非常に有意義です。
また、東大には多くの資料があり、これらを用いて勉強できるというのもポイントが高いです。
あとは、圧倒的な学歴のブランドなので、弁護士の大手事務所などの就活の際には有利となりますね。
・慶應義塾大学法学部
次に慶應義塾大学法学部です。
私立文系の最高峰ですね。
こちらにも名だたる教授陣が教鞭をとっています。
また、慶應義塾大学が開設している慶應義塾大学法科大学院は、全国の法科大学院の中で、東大・京大に続くトップクラスのレベルです。
慶應義塾大学法学部から、慶應義塾大学法科大学院には進学しやすいと言われており、アドバンテージを得ることができます。
・中央大学法学部
「法学部」といえばと聞かれ、答えとしてよくあがるのが中央大学と言えるでしょう。
中央大学法学部は通称「白門」と呼ばれ、昔は東大の「赤門」と並び称される程に有名でした。
今では、昔ほどのレベルはなくなりましたが、MARCHの中では頭一つ抜きん出ています。
また、中央大学は法曹の育成に積極的であり、大学が運営している独自のカリキュラムを提供しています。
「炎の塔」と呼ばれる法曹育成ゼミも存在し、選抜された学生は試験に向けた高度なゼミが展開されています。
東大や早慶は厳しそうという学生は、中央大学法学部が是非ともおすすめです!
因みに、MARCHの法学部について詳細に解説した記事があります。
この記事を読めば、MARCH法学部のそれぞれの特徴や具体的な対策、法曹を目指す上でおすすめの大学がわかります。
是非併せて読んでみてください!
【MARCH法学部】それぞれの特徴や対策、入試日程などを解説!
まとめ
以上、法曹になるための流れや大学との関連性について詳細に説明してきました。
ここまでの内容をまとめると次のようになります。
・法曹になるためには司法試験に合格する必要があり、司法試験を受験するためには法科大学院を卒業するか、司法試験予備試験に合格しなければならない!
・法曹になるためには法学部進学は必須条件ではないが大きなアドバンテージを得られる!
・学歴は法曹になること自体には全く関係ないが、なった後のことを考えるとある程度の学歴は必要!
・東大や早慶が厳しいという学生には中央大学法学部が非常に狙い目!
法曹を目指す場合、大学に進学した後も、試験勉強は続きます。
しかし、何かに向かって勉強することは、自分の大きな成長につながります。
また、弁護士などの法曹になれた後には、輝かしい未来が待っていることに間違いはありません。
是非、将来の夢のために、大学受験の勉強を頑張ってください!!
…とはいえ、司法試験に受かるためには
基本的には大学受験でも難易度の高い大学の法学部に合格する必要があります。
「そうは言っても、どうやって勉強すればいいのかわかんないよ…」
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