こんにちわ、「武田塾 秋葉原校」です!
今回は「リアルな理系大学生の生活」を紹介します!
大学に入ってから、想像していたものとかけ離れていたり、そのギャップで退学していった人を
何人も見ていますので、この記事を読んで下さっている方々にはそうなって欲しくないです!!
既に希望大学が決まっている人、まだ悩んでいる人、多くの方々がいると思います。
皆さんにとって、考えていく上で一つの糧になればと思います。
1. 大学で宇宙工学を専攻する理系大学生の生活習慣はどんな感じ??
①一週間の日程は?
先ずは、一週間のスケジュールについてです。
大学生同士で話す際に、話題になりやすい一つの指標があります。それは「全休日の日数」です。
高校生の方々は全休人はなんぞや?と思いでしょう。お教えします。
大学生は半年クール(大学によりけり)で講義の日時を自ら決めます。
興味がある講義や、必修講義など、スケジュールをそれぞれカスタマイズ可能なのです!
つまり「x曜日はバイトだから講義を無しにしよう...」が出来ます。
さて、理工学部生はどうなんでしょうか?
結論から言いましょう。
「全休日などはありえません!!!」
後述しますが、課題等に追われる日々を過ごします(笑)
平日はフルコマで講義に次ぐ講義。その後図書館が閉館するまで課題を行い、帰宅後は睡眠を取る。
休日は平日に終わらす事が出来なかった、課題をやったりします。
平日中に課題が終わっていたら土曜日、日曜日に少し時間がありますが
そんな週は年間で、片手で数えられる程しかありませんでした(泣)
精神が強い人や、M気質の方々にはおすすめかもしれないです。(笑)
②アルバイトは可能なの??
大学生になったら行動範囲が広がるのは必然ですよね。
友人とご飯や旅行に行ったりする事があると思います。
そんな時に必要になってくるのが「お金」です。
世の大学生は居酒屋や塾などで働いているイメージがありますが、理工学部生はどうなんでしょうか?
実際のところは「多少ならば可能」と言ったところでしょう。
私自身も多少はやっていた経験がありますが、正直課題や実験に支障が出ました...。
周りの人の中にはバイトばかりしていた為に留年した方も多くいます...。(笑)
学年が上がれば自由な時間も増えますので、それまでは学業一本にした方が良いかと思います。
2.気が付けば朝!?大学で宇宙工学を専攻する理系大学生の研究や課題の実態は??
課題はどんな感じなの??
さっきから忙しい忙しいと連呼する人だな...と思ってるでしょうが
ここで具体的にどの様な事をしているのかを、お教えしたいと思います。
前述にもありますが、私は宇宙工学を専攻しているので今回は宇宙工学verという事で。
主に比重が大きいものとして「実験」と「製図」があります。
前者は恐らく他学科でも行われていると思います。(後者に関しては分かりませんが...)
製図のガイダンスで教授から言われた言葉で、
今でも覚えているのが...
「一週間で3,4日の徹夜は当たり前だと思え!!!」
です。(笑)
最初は皆が冗談取ろうと笑っていましたが、いざ始まると本当に眠れないのです!!
図書館や自宅に友人と集まり、質問し合いながら作業する。
これを半年間×2で行うのです。
加えて、講義ごとの課題や実験のレポートがある訳で...
まあ、寝られる訳ないのですよ。(笑)
自慢?ではないのですが、この期間中に私は数回程ですが病院で点滴を打ってます。(笑)
学科の友人皆、顔色が悪くなるのが目に見えるのです。(まさに生きる屍とはこの事です)
あくまで宇宙工学を専攻している私と私の周りの話なのですが、
割と他大学の理工学部も他学部と比べて忙しいのだと思います。(笑)
やっぱり研究室は忙しいの??
やはり理工学部生たる者,実験や研究は必須です。
結論から言うと、研究室はそこまでブラックではないと思います。(研究室による)
勿論、自身が興味ある分野を更に突き詰めたいという気持ちで居る事が前提なのですが、
日々の勉強はとても面白いです。
時間的な視点から言うと、拘束時間は長いと思いますが必ずしも目一杯
設計や開発、運用をしている訳でもありません。
研究室内ではお酒を飲んだり、鍋パーティーをしたりなど
和気藹々としています。(たまに罵声も飛び交いますが...)
「大学におけるサークルに規律を落とし込めた感じ」と言う表現が一番しっくりくるでしょう。
また学会では海外に行く事や、実験で日本国内を行き来する事もあります。(大学によりけり)
まだ第一志望が決まっていない方々は、この様な側面から調べて見るのも良いかもしれませんね。
3.大学で宇宙工学を専攻する理系大学生の講義の様子は?出席は必須!?
学生たるもの学業が最優先です。
その中で宇宙工学専攻の大学での講義がどの様なものなのかを紹介していきます。
先ず、大半は高校でやってきた数学や物理,化学を基礎としています。
公式を覚えるのではなく、ひたすらに公式の導出を行う感じです。
講義の形式は文系とも大差はないかと ...。但し出席率はとても高いです。
一回一回に講義で学習する事が多く、欠席すると「浦島太郎」の様な
感覚に陥る事が起因かもしれないです。(笑)
加えて小テストが予告なく始められるので、気を抜くことは出来ないでしょう。(泣)
4.理工学部を卒業した際の保有する資格は?卒業後の進路は?
保有する資格
取得可能な資格は各学科によって違います。
私が専攻する宇宙工学に関していえば特にありません。強いて言えばCAD程度でしょう。
4年間の大学生活をおくる上で、資格が必要になる事も全く無いです。
では何故、資格があると良いのか?
理由としては「就活で有利」になる。この一択に尽きると思います。
保有する事で自身と周りの大学生を差別化し、結果としてアピールに繋がります。
大学によっては資格習得に力を入れてる所もあるので、その側面から大学選びをしてみる事もおすすめします。
卒業後の進路は??
進路は理工学部にとって最大の強みであり最大の弱点といえるでしょう。
例えば、医学部や法学部は国家資格(医師、弁護士)を取得し、その先に進む事が
一般的なイメージだと思います。(違ったらすみません...)
しかし前述にある通り、理工学部は強みとなる資格はあまりないです。
故に進路の幅は絞られないので、多岐に渡っています。
(例えばIHIや三菱重工、JAXA、ANAなどがあります)
その反面、全て自己責任で進めなければならず弱みと言えるでしょう。
宇宙専攻ならば構造系やエンジン、制御が主流でしょう。
(人工衛星を作ったり、ロケットエンジンを作ったりします。)
5.まとめ
今回は理工学部(宇宙工学を中心)について記しました。
ここまで読んでくださった方は、具体的な理系大学生の生活(実態)が分かったと思います。
私の意見としては、好きな事の為なら頑張れる人は理系の素質があると思っています。
未知の解明や現存技術の応用、様々な事象に本気でチャレンジしたい人には
是非お勧めしたい分野です!!一緒に頑張りましょう!!(笑)
具体的な大学生活を知る事で、受験勉強におけるモチベーションが更に上がる事でしょう!
将来の自身の像が確立している人、まだ見えていない人。
この記事を通して、多くの方の考える上での糧になればと思います!
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