「英単語や英文法を覚えたのに長文が読めない・・・」
「英文の構造がわからなくて日本語に訳すのが苦手・・・」
受験英語を勉強する上で、このように悩む方は多いのではないでしょうか？
英単語や英熟語、英文法をマスターして覚えられたとしても、英文解釈がしっかりできないと長文を読み解くことはできません。
なぜなら、単語の意味や文法が分かっていたとしても、英文の構造を理解して整理できなければ、正しく日本語に訳すことができないからです。
長文読解において正しく英文を日本語に訳して読み解くためには、英単語や英熟語、英文法を覚えるだけではなく、英文解釈の理解も必要不可欠なのです。
そんなあなたに、今回は「武田塾で指導している成績が伸びる英文解釈の勉強法」をお教えします！
英文解釈が苦手な人は、今回紹介する勉強法をぜひ実践してみましょう。
「that」を例に英文解釈を説明します
受験英語に挑戦していると、「that」の単語を目にする機会が多いのではないでしょうか。
「that」には、指示語や関係代名詞、名詞節や同格など色々な用法があります。
「that」は長文内で出現するケースが多く、どういった意味で用いられている「that」なのかを識別できるようにならなくてはいけません。
これらを見分けて英文の意味を正しく理解するためにも、英文解釈はとても大切なのです。
英文解釈を勉強する際は、以下の参考書がおすすめです。
・肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編
・入門英文解釈の技術70
これらの参考書から、「英文を訳すための判断基準」を学んでいきましょう。
英文解釈を勉強する上での注意点
英文解釈の勉強をする上で「参考書の訳を暗記してしまう」ことがないように注意しましょう。
基本的に参考書は、「①英文」「②解説・考え方」「③日本語訳」の3つで構成されていますが、最も大切なのは「②解説・考え方」の部分です。
しかし、「英文を訳せればいいんでしょ」と「②解説・考え方」を軽視して、「③日本語訳」しか読まない受験生が多いのですが、それは非常に危険です。
最終ゴールはあくまでも「長文が読めるようになること」なので、訳を暗記して英文解釈ができるようになった気になるのは辞めましょう。
また、「頭の中で訳せればそれでOK！」と思っている受験生も多いのではないでしょうか。
頭の中で雰囲気で訳すことができても、いざ正確に英文を訳そうと思っても「あれ、ここってこうだっけ？」と曖昧になってしまうことが多いです。
英文解釈を勉強する際は、実際にノートを使って訳を書いて理解することを徹底しましょう。
「理解した上でしっかりと書ける」というのと「頭の中でなんとなく訳せる」というのは大きな差があるので、注意してください。
また、英文解釈の参考書の中には「日本語訳が意訳になっている」参考書があります。
意訳の場合、英文の構造が正しく理解しにくいことがあるので、元の例文に構文を割り振って、直訳できるようにしましょう。
英文解釈勉強方法まとめ
英文解釈を勉強するためのポイントをまとめます。
英文解釈の勉強では、「プロセスが説明できるようになるまで参考書を読み込む」ことが大切です。
訳せればそれでOKではなく、構造を理解してなぜその日本語訳になるのかを自分の口で説明でき、しっかりと日本語訳が書けるようになるまで徹底しましょう。
英文解釈をマスターして受験英語を乗り切ろう
英文解釈の効率のいい勉強方法が理解できましたか？
現時点で、英文解釈が苦手という方でも大丈夫です。
今回紹介した勉強方法を実践することで、少しずつかもしれませんが英文解釈が理解できるようになっていくはずです。
武田塾では「当たり前のことを当たり前にできる」ように徹底的に勉強します。
受験英語に近道はありません。
正しい道筋に従ってコツコツ勉強していけば、必ずできるようになる科目が「英語」です。
「英語を頑張っているのに成績が上がらない」
「基礎からしっかりと英語を理解したい」
そんなあなたを武田塾は待っています。
