「自分のノートの取り方で点数が上がるのかな…?」「ルーズリーフをうまく使えてるかわからない…」という受験生、いませんか?
ノートの使い方って人によって全然違うので、自分の使い方が間違ってはいないか心配になりますよね…
今回の記事では、そんな受験生の皆さんのために、ノートを使った効率の良い受験勉強の方法や用途に合わせたおすすめのノートについて説明をしていきます。
ノートの使い方次第で、テストの点数は大きく変わります。この記事を参考にノートの使い方をマスターし、ぜひ受験勉強に役立ててください!
受験勉強にはノート?ルーズリーフ?
受験勉強をしていくにあたって、ノートを使うかルーズリーフを使うかはとても大きな要素です。
使い方次第では勉強の質が大きく向上しますが、反対に大きく効率を下げてしまうということにもなりかねません。
ざっくりとした使い分けは以下のようになります。
・問題演習にはノート
・暗記や授業中の要点整理にはルーズリーフ
このように使い分けを行うことによって、とても効率よく勉強を進めていくことができます。ここからは、それぞれの使い分けを具体的にどのようにしていけばいいのかについて解説していきます。自分の使い方と照らし合わせながら読んでみてくださいね。
問題演習にはノート
問題演習を行う際には、ノートを使った方が効率が良いです。
ノートの強みは、その価格と使い勝手です。問題演習のような大量のページを使う勉強は、1枚あたりの価格が高いルーズリーフよりもノートの方が適しています。
また、すべての紙が1冊に束ねられているというのもノートの強みの1つです。問題演習をするときには、途中の計算や前の問題との連続性がとても大切で、どこが合っていてどこを間違ったのかをきちんと理解する必要があります。全ページが繋がっているノートであれば、効率よくその確認ができるというわけです。
暗記や授業中の要点整理にはルーズリーフ
暗記や要点整理には、ノートよりもルーズリーフの方が適しています。
ルーズリーフの強みといえば、何と言ってもその抜群のカスタマイズ性ですよね。好きな場所に好きなページを入れ込むことができるため、自分に合わせた順番で暗記ノートやまとめノートを作成することができます。
また、まとめた後にもページを追加することができるため、情報を拡張することも簡単にできます。うまく活用すれば、授業中にとったノートと自分でまとめたノートとを1つに融合させることも可能になります。
単元や教科ごとのまとめを1冊ででき、情報の更新も簡単に行える超便利ツールが、ルーズリーフなのです。
ノートの空白が受験勉強に役立つ
皆さんのノートへの書き込みはどれくらいのボリュームでしょうか?びっしりと書き込むという人もいれば、それなりに空白を確保しているという人もいると思います。
実は受験勉強において、ノートはある程度空白を開けて使ったほうが、効率よく勉強を行うことができるんです!
その理由には以下のようなものが挙げられます。
・あとから書き足して理解度をアップできる
・とっさの計算や思考がしやすい
これらのことを普段から意識して勉強するのとただ勉強するのとでは、勉強の効率が何倍も変わってきます。
ここからは、ノートの空白の活かし方についてより詳しく解説をしていきます。学校では習わないことなので、ぜひ参考にしてくださいね。
あとから書き足して理解度アップ!
ノートに余白を開けておくことで、後から書き足して理解度をアップさせることができます。
まとめノートは、基本的に何度も読み返して使用します。そのときに、新たな発見や気づきをすることが往々にしてあると思います。そんなとき役立つのが、ノートの余白です。
余白を開けておくことで、こういった発見や気づきをきちんとノートに書き加えることができ、さらに充実したノートを作ることが出来ます。
ノートを繰り返し学習のツールとして使用するために、とても大切な技術ですね!
とっさの計算・思考がしやすい
問題演習中のとっさの計算や思考をまとめる際にも、ノートの余白がとても役に立ちます。
問題演習中、
「結構重ための計算がしたいけど書くスペースがない!次のページに書くか…」
というのはあるあるですよね。誰しもがついついやってしまうことだと思います。
しかしこういった計算方法をとってしまうと、後で間違いを確認するときや続きの問題で式で参照する際にいちいちページをめくらなければなりません。
そうなってしまうと時間も取られますし、思考もまとまりませんよね。こうした事態を防ぐために、あらかじめノートに余白を空けておき、計算や思考はノートの余白で行うようにしましょう。
受験勉強に便利な機能性ノート
ここまで、効率よく勉強を進めるためのノートの使い方を説明してきました。しかし、実はさらに勉強の効率をアップさせる方法があるんです!それは、機能性ノートの活用です。
機能性ノートとは、普通のノートに勉強に役立つ機能がプラスされたノートのことで、その種類は日々増え続けています。例をあげると、以下のようなものがあります。
・罫線が工夫されたノート
・リングノート
・ルーズリーフバインダー
ここからは、これらの機能性ノートについて詳しく説明をしていきます。普通のノートじゃ物足りない学生さん、必見です!
罫線が工夫されたノート
罫線が工夫されたノートを使用すると、勉強の効率が大きく上がります。罫線が工夫されたノートには、罫線上に一定間隔でドットが打ってあるものが多いです。このドットによって、線や図形を書くことがとても容易になります。そのため、ノートに色々なことをまとめることが非常に効率よく出来ます。
またこういったドットは、文字の大きさや余白の目安にもなります。ドットを利用し調節しながらまとめた情報は、ただまとめたものよりもグッと見やすくなっているはずです。
リングノート
リングノートも、勉強を効率よく進めるうえで役立つ機能性ノートの1つです。リングノートとは、通常のノートの背表紙部分がリングになっているものです。
リングノートの優れている点は、勉強する際に省スペース化できることです。先述のようにノートの綴じ部分がリングになっているため、反対側に折り返すことでノート1ページ分スペースを減らすことができます。通常のノートでは見開きで2ページ分場所をとってしまうので、机が狭い人にとってリングノートは嬉しいですね!
また、切り離しのしやすさもリングノートの魅力の1つです。ページを切り離して、情報の整理や計算を容易に行うことができます。
使用感がよく快適に使うことができるというのが、リングノートの大きな強みです!
ルーズリーフバインダー
ルーズリーフバインダーを使用すると、非常に効率よく勉強を行うことができるようになります。
前述のように、ルーズリーフは教科や科目ごとに綴じるものを分けることが可能です。加えて、ルーズリーフバインダーの中にはページごとに目印がついているものがあります。
この目印に合わせてノートを閉じていけば、あらゆる教科や科目に対応したまとめノートを作ることが可能です。ただでさえ参考書や赤本など荷物の多い受験生、1冊にすべてまとめることができるというのはとても嬉しいですよね
「間違えた問題ノート」で受験勉強効率化
ここまで、効率的なまとめノート、問題演習ノートの活用方法について説明をしてきました。ですが、勉強を進めていく上で欠かすことのできないノートがもう1つ存在します。それが「間違えた問題ノート」です。
間違えた問題ノートはその名の通り間違った問題をまとめておくノートで、繰り返し勉強を行なっていくためには不可欠なものとなっています。日頃の勉強や試験前の少しの勉強時間にもとても役立ちます。
ここからは、この間違えた問題ノートの活用方法について詳細に説明をしていきます。点数を上げる上でとても重要なツールですので、ぜひ参考にしてくださいね。
自分だけの問題集を作ろう
間違えた問題だけをまとめた自分だけの問題集を作ることで、勉強を効率よく行うことができます。
1度間違えた問題をしっかりと復習し、もう間違わないようにするのが受験勉強の基本です。
これを効率よく行うためには、ノートを作るほかに以下のような方法があります。
・問題集に印をつけておく
・手帳などに記載しておく
しかし、これらの方法は複数の問題集、あるいは問題集と手帳をセットで持ち歩く必要がありますよね。
間違えた問題ノートを作っておけば、いちいち持ち歩かなくても大丈夫です。日頃から、コツコツと間違えた問題を蓄積しておきましょう。
間違えノートで大事なのはサイズ感!
英単語や社会の一問一答などの間違えノートを作る際には、サイズ感を重視しましょう。
これらの暗記事項用のノートは、小さなサイズで持ち運びに特化させておくと非常に使い勝手が良くなります。
1ページを縦に折り、左側に問題、右側に回答というふうに作ることで、短時間でも多くの問題を解くことができます。自分だけの単語帳を作るというイメージですね。
これも、教科や科目ごとにノートを使い分けると勉強がしやすくなります。ぜひ試してみてください。
用途に分けたノート作りが良い受験勉強に繋がる
今回は、用途に合わせたノートの選び方と活用方法について説明をしてきました。
ノートの種類や余白、まとめ方などでノートの果たす役割は大きく変わってきます。自分が何をしたいのかをしっかり考えた上で、適したノートを選ぶようにしてくださいね。