武田塾赤間校
校舎長の甲斐です。
今回は、高校3年生の部活引退生向けに国公立大学合格までの年間計画を大公開します!
現在、高校2年生、1年生も来年、再来年を見据えるうえで参考になると思います。
大学受験では入試日までの逆算がとても大切です。
しかし、いつまでにどの程度まで仕上がっていれば良いのかなど、一人で計画をたてるのは大変ですよね。
大学受験モード一色になる部活引退生にとって、どうやったら最短で志望校合格に届くのかすごく気になっている時期だと思います。
何をやったら良いかわからず悩みすぎてしまうと、やる気も下がってきます。
このブログを読んでもらいすぐに大学受験勉強のスタートをきってもらえるとうれしいです。
国公立大学2次試験までの年間計画をざっくり紹介
6月7月:基礎固めをする科目の優先順位を決める~基本は英語・数学
8月9月:基礎固めをしている科目は志望校のワンランク下まで実力をつける
10月11月:2次試験で核となる科目の記述対策と共通テスト対策
12月1月:共通テスト対策~余裕があれば過去問を解く
12月1月:共通テスト対策~余裕があれば過去問を解く
武田塾は自学自習の徹底管理・サポートで成績を上げます!
国公立大学2次試験までの年間計画をざっくり紹介
6月7月はとにかく基礎固め
基礎が固まっていないと国公立大学や特に難関国公立大学まで届きません。
基礎は標準~応用までのすべての問題の基なので、絶対におろそかにしないでください。
8月9月までに志望区のワンランク下のレベルまで学力を上げる
基礎が固まったら問題集系中心で勉強をして、志望校のワンランク下まで学力をあげましょう。
九州大学であれば共通テストに準じた模試で7割、福岡教育大学であれば5.5割はとれるようになるのが目標です。
10月11月は2次試験の記述と共通テスト対策を念頭に手を付けていない科目を仕上げていく
10月11月では、主要科目(2次試験で必要な科目)の記述対策と共通テストで必要な主要科目以外の科目を仕上げていきます。
あとで書きますが、主要科目以外では共通テストで最低何点(何割)とるのかを決めたうえで勉強に取り組んでください。十分間に合っているのに人科目ずつ極める必要はありません。
目的は満点を取ることではなく、志望校の大学に合格することです。
12月1月は共通テスト対策~余裕があれば志望校の大学過去問を解く
12月1月は共通テスト対策が第一優先です。
国公立大学は共通テストで決まると言っても過言ではないので、大学入試の第一関門である共通テストを絶対に突破しましょう。
1月後半、共通テスト以降は私立の対策と2次試験の対策を行う
共通テスト以降は、私立対策と国公立対策になります。
私立の方が入試が近いので私立対策から始めることになりますが、この時点で志望する国公立大学の過去問を解いておいて、記述など合格点までにあとどれくらいの時間が必要なのかを計算しておきましょう。
国公立大学の2次試験は2月の終わりの週に実施されることがほとんどです。
私立大学の入試が終わったら1日1日ごとに勉強をする内容など細かく決めて1秒たりとも無駄にしないように最後まで2次試験対策を行っていきましょう。
6月7月:基礎固めをする科目の優先順位を決める~基本は英語・数学
共通テストで受験する科目すべての基礎固めを行おうとするとパンクしてしまいます。
部活引退後、現役生がとれる一日の勉強時間は平日なら6時間から7時間、休日でも15時間が限界です。
この時期は科目を絞って、徹底的に基礎を固めましょう。
文理問わずこの時期に基礎固めをすべき科目は英語・数学です。
そこから、文系であればプラスで国語、理系であればプラスで物理か化学のどちらかです。
科目に余裕がある場合は、文系は社会系・理系は理科系のもう一科目の基礎固めを行います。
この時期の重要ポイント☆
・今の自分のレベルから背伸びした参考書は選ばない。自分にあったレベルから基礎固めを行う。
・勉強体力をつける。平日であれは5時間以上、休日であれば10時間以上勉強できる習慣を作り上げましょう。
・2科目の基礎固めからで大丈夫。科目は増やしすぎない。
・使用する参考書は一冊ずつ完璧にする。どの問題を聞かれても即答できるレベルが完璧レベルです。
・基礎固めなので難しい問題には手をださない。
8月9月:基礎固めをしている科目は志望校のワンランク下まで実力をつける
志望校のワンランク下の実力をつけるのは、6月7月に基礎固めを行っていた科目を指します。
受験に必要な全科目ではないので安心してください。
受験勉強を始めていない科目が残っていると不安に感じると思いますが、中途半端に全科目を勉強している方が成績が伸び悩んだ時に不安になります。
一科目ずつ仕上げていくことで、自信が持てる科目が増えていきますので、やる気がどんどん上がってきます。
この時期に共通テストの過去問などを解いて、勉強してきた科目が志望校のワンランク下の得点や割合に届いているか確認しましょう。
九州大学であれば7割、福岡教育大学であれば5.5割以上はとれるようになっておきましょう。
この時期の重要ポイント☆
・基礎固めが終わっていない場合、基礎固めを優先する。基礎をおろそかにしない。
・英・数が順調で余裕がある場合は、他科目の基礎固めを始めておく。
・この時期までに、受験勉強をする時間・場所・環境を決めて習慣化する。
10月11月:2次試験で核となる科目の記述対策と共通テスト対策
10月11月は実践形式の問題にシフトしていく月です。
文系であれば、2次試験で必要となってくる英語・国語・(社会)
理系であれば、数学・理科系1科目・(英語)の記述対策を始めていきます。
これと同時に共通テストで必要な科目の基礎固め・対策を行っていきます。
一気に科目数が増えるので、ここで6月からの主要科目の基礎固めが活きてきます。
また、共通テストでは得意科目と得意でない科目でとる点数の割合を決めておきましょう。
英語や日本史が得意なら9割や8.5割。数学や化学が苦手なら7割や6.5割など、九州大学であれば総合的に8割とれるように配分をします。
この時期の重要ポイント☆
・記述対策を始める前に志望校の過去問を3年分解いておく。
→あくまで出題傾向を確認する意味合いで解く。
・過去問に類似した記述問題を中心に演習を行う。おすすめの参考書はCanPass。
12月1月:共通テスト対策~余裕があれば過去問を解く
12月に入ると共通テスト対策が本格化してきます。
共通テストで類似した問題を多く解き、毎回、詳細に何割とれているのか、また、解いた後にどこの部分が出来なかったのか、それは何でできるようにするのかを分析し、固めることをしていきます。
共通テストはセンター以上の難易度はありませんが、読解や資料の読み取りといった、
英語であれば長文が決めた時間内に読むことができているか、数学であれば時間何求めるべき解法が見つけられ解くことができているかなど、本番を想定した勉強をしていきます。
余裕があれば、志望校の過去問を週に1回は解いていきます。
出題傾向をしっかり自分の中に落とし込んでいってください。
この時期の重要ポイント☆
・共通テストでは基本的に難問は出ません。出題傾向に慣れて基礎的な部分で忘れがないかなどピンポイントで復習できるようにします。
・過去問は何度解いても良いです。2月からは過去問を解くというよりも類似した問題を自分で見つけられるくらい志望校の出題傾向に慣れておきましょう。
1月後半:共通テスト以降は私立の対策と2次試験の対策
共通テスト後は共通テストの結果をうけて2次試験で何点必要なのか再設定します。
また、一方で私立対策をしていきます。過去問を中心に対策をしますが、私立は出題傾向に隔たりや特徴が出やすいので、その特徴を中心に類似問題のやりこみや今まで使用した参考書の復習を行っていきます。
私立入試が終わったらいよいよ国公立対策一本になります。
今まで解いてきた過去問を解き直したり、類似した問題を徹底的に解いて、できるようにしていきましょう。
ここで大事なのは焦らずに一つ一つの問題をできるようにしていくことです。
特に解答の出だし、記述は部分点での採点が多いので確実に取れるところを取っていきます。
この時期の重要ポイント☆
・共通テスト結果から2次試験での点数想定をする。
・以前解いた過去問の傾向を思い出しながら、類似の問題を解く。
・部分点を確実にとっていくことが大事なので、記述の後ろの部分の解答に時間をかけすぎないようにする。
・本番を想定しての時間配分や科目ごとの得点配分を行う。
ここまで、国公立大学受験合格までの年間計画について書いてきました。
部活引退生は部活が終わったと同時に受験勉強にシフトすることをお勧めします。
期間が空いてしまうと別のことが頭に入ってきて、大学受験がおろそかになってします可能性があります。
部活一色から受験勉強一色で、勉強習慣を早め早めに確立することで、計画もスムーズに進んでいきます。
時間は有限です。年間計画をたててしっかりと計画に則って、志望校に合格しましょう。
武田塾は自学自習の徹底管理・サポートで成績を上げます!
武田塾は授業を受けただけでは成績が上がらないと考えています。
・わかりやすく自分のペースで進められる参考書を用いて理解する。
・理解したら自分でできるかやってみる
・やってみてできなかったものをできるようにする
この3点ができてはじめて成績があがります。
また、参考書を1冊完璧にすることで、確実な学力がつきます。
武田塾では、
一日ごとにすべき宿題を1週間分出し、確認テストをして1週間の勉強が確実にできたかチェックします。
個別指導の時間で、宿題で出された問題が完璧になっているか細かく確認し、1週間勉強をしてきた中での疑問点を解決するので、次の1週間はより効率的に、よりレベルが上がった状態で、どんどん自学自習ができる生徒になっていきます。
・目指す大学の偏差値に全く届いていない
・大学受験でどんな勉強をしたら良いかわからない
・そもそも勉強の仕方がわからない
こういった悩みがあれば、
ぜひ、一度、武田塾の無料受験相談を受けてください!
正しい勉強の仕方、志望大学合格までの最短の学習ルート、その他、勉強の悩みを一緒に解決しましょう。