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【決して楽ではない⁉】推薦・AO入試のメリットとデメリット

こんにちは!

JR京浜東北線・埼京線など赤羽駅より徒歩5分、東京メトロ南北線赤羽岩淵駅より徒歩6分
自称”日本一賑やかな校舎””最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校。講師のAです!

新しい年度がはじまりました。

来年への受験もスタートしていきますね。

今回は推薦・AO入試のメリットデメリットについてお話していこうと思います。

かく言う私も、受験生のときに推薦入試を受験したことがあります。

推薦入試の中でも、公募型推薦とAO入試を受けました。

私はその方式の推薦で2校受けましたが2校とも不合格でした。

そのあと、一般入試で今の大学に通っています。

私の経験も踏まえながら推薦・AO入試について解説していきます!

推薦入試とAO入試の違い

推薦入試とは

推薦入試はほぼすべての大学で実施されています。

推薦入試は募集方法によって、「指定校推薦」「公募型推薦」に分かれます。

指定校推薦は自分が通っている高校が大学に指定されていて、さらに学校長の推薦があれば応募することが可能です。

私が通っていた高校でも指定校推薦が沢山ありました。

秋くらいになると、クラスに大学名、学部、校内選考への出願条件(例えば、評定平均〇.〇以上、出席日数△/△以上)が

書かれた紙が何枚も貼りだされ、生徒はそれを見てどんな大学の指定校があるのかなどを確認します。

1つの大学学部につき枠は1名程度でした。

校内選考への出願希望用紙に記入して提出すると、その後に校内選考が行われます。

私の高校では、高校1年からの通算評定平均の数値で複数名の応募があれば審査されます。

校内選考を突破すれば、その大学から課された課題や志望理由書などを送ったり、面接を受けて正式に合格となります。

基本的に、高校の選考を突破してしまえばよほどのことが無い限り不合格になることはありません。

公募型推薦は、評定平均など、大学が求める出願条件を満たしていて、

高校の校長からの推薦が得られれば誰でも受験できる推薦入試のことです。

私は上智大学の公募型推薦を受験しました。

評定平均や英検の出願要件があったと記憶しています。

自己推薦書や大学からの課題を事前に提出し、大学で小論文の試験と面接がありました。

公募型推薦は国公立も実施しているのが特徴で、私立大学は指定校と公募とを併用しているところが多いです。

AO入試とは

「AO」とは「アドミッション・オフィス=入学管理局」の略で、

「AO入試」とは、出願者の人物像を大学の求める学生像(アドミッション・ポリシー)と照らし合わせて合否を決める入試のことです。

その学校で学びたいという学習意欲学校への適性、さらに個性能力などを評価します。

AO入試にも出願条件があり、学業成績や卒業年度、併願の可否などがありますが、

比較的緩やかです。

選考方法は書類審査(調査書、推薦書、志望理由書)+面接が多く

私はAOでは中央大学を受験しました。

一次審査が書類審査で、志望理由書や自己アピール文を書き、また実績を証明する書類も送ったと思います。

一次審査で落ちてしまったのですが、二次審査では講義理解力試験と面接試験がありました。

推薦・AO入試のメリット

学力以外の要素が合格に繋がる可能性がある

推薦・AO入試とも、書類審査や小論文、面接などを課して人物・学力を総合評価するパターンが多いです。

指定校推薦は学校での成績がモロに影響を与えることが多いですが、

公募型推薦とAO入試はその大学への志望動機や自己アピール、面接、小論文などで

あらゆる面から評価されるため、学力に自信がなくても合格の可能性があります

学力以外で自信を持っている部分をアピールしたり、その大学に対する意欲を伝えることができることが

一般入試にはない魅力です。

一般入試より早い時期に合格を手に入れることが出来る

 推薦入試は原則11月1日以降に出願受付がはじまり、選考、合格発表が行われます。

AO入試は原則8月1日以降に出願受付がスタートし、選考、合格発表が行われます。

センター試験を課す推薦入試ではない場合だと、年内には合格することができます。

一般入試は私立だと2月いっぱいまであり、国公立だと3月頃までかかるため、

推薦・AOで合格することができると、入学までの長い期間を受験勉強以外の今後役立つスキル勉強などに

時間を回すことが出来るのです。

大学への志望理由に向き合うことは、モチベーションに繋がる

 推薦・AO入試でポイントとなってくるのは、自分がなぜその大学に入りたいのか、

大学で何をしたいのか、といった志望理由になります。

志望理由書はどの方式でも書く事が多いですし、面接でも聞かれる事が多いです。

なぜ、自分がその大学、分野を目指すのかを明らかにすることは今後の受験勉強のモチベーションにもなります。

私は推薦・AOに結果的に落ちてしまいましたが、大学に絶対行きたいという意識は強固になりました。

推薦・AOのデメリット

その大学への確固たる志望理由が必要

 私の推薦・AOのダブル不合格の敗因は「その大学であることの必要性」

見つける事が出来なかったことだと思っています。

その大学で何がしたいのかという要素にプラスして、推薦でアピールしなければならないのは

その大学である必要があるということです。

私は法学部に進学し、司法試験に合格するという夢が大学進学の動機だったので

正直、ある程度の司法試験合格者のいる大学であればどこでも良いとまで考えていました。

中央大学は法学部の名門ですが、逆に大学側が一般入試でふるいにかけずとも

入学してほしい学生にはただ法曹になりたい学生ではなかったのだと思います。

大学に対する志望理由が確固たるものである人には向いている受験方式だとも思います。

一般入試の勉強する時間が減る

 推薦・AO入試に全振りして一般入試の勉強をしないというのはかなりリスキーです。

万が一のことを考えて、推薦を受けると決めていても一般入試勉強と並行させる必要があります

推薦のための準備は一般入試の対策とは異なり、

面接の受け答えの対策や、志望理由書自己アピール書の作成小論文の対策など多岐にわたります。

推薦が行われる期間は一般入試が近い時期でもあり、大切な時期です。

推薦対策にかけている時間、推薦を受けないライバルは一般入試に向けた勉強をしているため、

差をつけられてしまいかねません

ちなみに私は推薦のことばかり考えて、一般入試対策をおろそかにしていました。

制度を上手く使って受験を乗り越えよう!

 ここまで、推薦・AO入試におけるメリットとデメリットについてお話してきました。

人によって受けるべきかは変わってきます。

指定校推薦は高校入学時から対策をする必要が出てきます。

制度のメリットデメリットを把握し、利用していきましょう!

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