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【受験相談】高2スタートで一橋に合格するには?~第一弾~

こんにちは!

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自称”日本一賑やかな校舎””最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校。講師のSです。

今回は、書店に届いたこんな受験相談に回答していきたいと思います!

「今年で高2になります。0から勉強を始めて一橋に行けますか?また、その戦略は?」

 

高2から勉強を始めて一橋に行けるのか?

結論:行けます

ではここで、一橋に通う筆者の自分語りを少し…(興味のない人はすっ飛ばしてくださいね)

私は高2の頃、相談者の方と同じく勉強の土台が全く出来ていませんでした

定期テストの順位も、クラスで下から10番目以内には入っていましたね(笑)

そんな私ですが、高2の秋ごろからそろそろ勉強しないとやばいかも…

と思い始め、少しづつ勉強を開始しました。

最初の頃はやる気も特にないし、「一橋に行きたい!という強い意志も持っていませんでしたが、

受験生になったときに周りと大きく差がついていてはきっと後悔するだろう

と思い、少しづつではありましたが各科目の基礎から学び、

また現実的に可能な勉強計画を立ててコツコツ勉強を進めていくようにしました。

高2まで全く勉強していなくても、やる気と計画をもって勉強に励めば、一橋に合格することは可能であると思います!

 

合格を掴み取るための戦略

一橋の入試情報

具体的な勉強計画を立てる前に、まずは敵を知ろう!

ということで、一橋の入試情報について軽く解説します。

まず共通テストで使用する科目は、

国語(現古漢)・数学ⅠAⅡB・英語(リーディング・リスニング)

・地歴公民×2(世界史B、日本史B、地理B、「倫理、政治・経済」から選択)

・理科(基礎科目×2または基礎でない科目×1)

次に2次試験で使用する科目は、

国語・数学ⅠAⅡB・英語・地歴(世界史B、日本史B、地理Bから選択)

となります。

共通テストの点数は圧縮され、2次試験との合計点によって合否が決まりますが、

詳しい配点や入試の仕組みなどについては別の記事で紹介しているので、

興味のある方は下の関連記事から読んでみてくださいね!

 

具体的な勉強プラン

では受験に必要な科目を把握できたところで、今後の勉強プランについて考えていきましょう。

<高2のうちにやっておくべきこと>

①英語・数学の勉強を一通り終える

この2科目は、高2のうちに全範囲の学習が終わる科目です。

つまり、高3になってから新たに学ぶことがないため、

高2までの学習の定着率がもろに受験に響きます

学校の授業のペースがちょうどいいならば、それに合わせて予習復習等をし、

もし授業が簡単だったりペースが遅い場合には先取りしてしまって構わないです。

全範囲を一通り終えることで、自分の苦手とする分野がよく見えてくると思います。

 

②苦手を徹底的に潰す

自分の苦手を見つけたところで、それをそのまま放置しておくのは絶対NGです!

高3になると過去問を解きますが、その際に苦手分野の分からない・解けない問題に出くわすことは多々あるかと思います。

ですが、その「分からない」が基礎的な範囲のものであると、

復習する際にいちいち基礎まで戻って理解して…という作業が必要になります。

対して、基礎がしっかりできていて苦手も潰せている人であれば、

復習をするにあたっても応用部分のみで足りたり、

その周辺知識を補充する余裕も生まれたりするわけです。

この苦手がある人・ない人の差は歴然であるため、なるべく2年生のうちに苦手を潰しておくようにしましょう!

 

③勉強習慣の構築

勉強を習慣化すること、これがとても大切です。

勉強すること自体が苦であると、受験生になったときに毎日の勉強がストレスでしかなくて非常にしんどいため、

もはや勉強することが当たり前

の感覚を培っておくことをオススメします。

勉強は習慣になってしまえば続けることは大変ではないのですが、

習慣づける過程が一番大変かなと思います。

最初のうちは

「朝必ず自習室に行って、1時間数学をやる!」

といった感じで具体的な決め事を作り、それを遂行することを目指すといいと思います

(私も高2のころ実際にそうしていました!)

 

<高3になったときにやると良いこと>

①科目の優先順位をつけて勉強する

全ての科目に等しく時間を割こうとする人がたまにいますが、

そのようにする必要は全くありません。

高3ともなってくるといよいよ時間との勝負になってくるため、

入試配点の高い科目や苦手科目に時間をかけて勉強するようにしましょう!

 

②なるべく早めに過去問対策に入る

入試問題の傾向は各大学・各学部によって大きく異なります。

一橋も例外ではなく、2次試験では非常に癖の強い問題を出してくるため、

その対策を十分にしなければ合格することはできません。

そのため、基礎を固めてある程度応用できるようになったら、

過去問対策に力を入れましょう。

また、癖の強い一橋の入試問題については特徴と対策について第2弾でご紹介しようと思うので、

そちらもぜひ見てみてください!

 

③共通テスト対策に時間を割きすぎないようにする

「共テ対策はあまりやらなくてもいい!」という意味ではありません

が、共テ対策に時間を使い過ぎるのは効率が悪いのではないかと思います。

例えば、地歴科目は共テで2科目、2次試験で1科目必要だと上に書きましたよね?

私は共テで世界史と倫政、2次で世界史を受験しましたが、

世界史:倫政=9:1くらいの割合で勉強をしていました。

その理由としては、

共テの点数の圧縮を考えると、共テで点を取るよりも2次で点を取った方がよいから

です。

仮に共テの倫政で100点を取ったとしても、結局10点に圧縮されてしまう学部もあり、

つまり圧縮後の点数を1点あげるには、元のテストで10点あげないといけないわけです。

ですから、共通テストで10点アップを狙うよりも、

そのまま点数が換算される2次試験で1点アップを狙う方がよっぽど効率がいいと思うのです!

かといって共テでの点数があまりよくない場合、足切りに引っ掛かる可能性もあるため、

科目間のバランスをとって勉強することが非常に重要です。

 

まとめ

今回は高2から勉強をスタートして一橋に合格する方法についてご紹介しました!

まとめると、

<高2のうちにやっておくべきこと>

①英語・数学の勉強を一通り終える

②苦手を徹底的に潰す

③勉強習慣の構築

<高3になったときにやると良いこと>

①科目の優先順位をつけて勉強する

②なるべく早めに過去問対策に入る

③共通テスト対策に時間を割きすぎないようにする

でした!

第二弾で一橋の2次試験の特徴とその対策について詳しくご紹介する予定なので、

そちらも是非読んでみてくださいね!

 

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