こんにちは!
JR京浜東北線・埼京線など赤羽駅より徒歩5分、東京メトロ南北線赤羽岩淵駅より徒歩6分
自称”日本一賑やかな校舎””最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校。講師のTです。
新学期が始まり、早くも一ヶ月が過ぎそうです。
早いですね~
最近、自分も大学4年になりまして…
周囲に年上があまりいない時期に突入しました。
ボーっとしていたら20代が終わっていそうです。
さて、そんなこんなで今回の話題はこちら
2022年度から始まる「高校の新教育課程」について!
今年入学した高校1年生から、教育のカリキュラムが大きく変更されるんです。
そこで、武田塾赤羽校のブログでは
その変更点を科目ごとに紹介していきます!
「カリキュラムが新しくなって、何が変わったんだ?」
「勉強法も変わるの?」
こんな疑問を持つ人は、ぜひこれからのブログを参考にしてみてください。
シリーズ第1弾は、日本史と世界史について!
それでは、見ていきましょう!
2022年 日本史、世界史の変更点
歴史総合が必須科目に
今までは歴史の授業を履修するときは
①日本史A
世界史A
を履修してから
②日本史B
世界史B
を選択するというのが通常の流れでした。
しかし今回の改定で、①で学ぶA科目に変わって、歴史総合を履修することが必須になります。
そして②で学ぶB科目に変わって
日本史探求
世界史探求
を選択で履修することになります。
新科目「歴史総合」とは?
今までの日本史A、世界史Aでは
悪く言えば世界史は世界史、日本史は日本史。という風に区切られているところがありました。
そのため、歴史総合ではより深く歴史を理解するために
世界史と日本史の相互関連性を重視することにしました。
「世界でこんなことが起こったから、日本ではこんなことが起きた」
このように、世界と日本の関連性をより深く学習していきます。
新指導要領にあるように
「現代的な諸課題の形成に関わる歴史の大きな変化」
を中心に学んでいきます。
すなわち、現代社会の問題につながる歴史を学んでいこうということです。
受験生が苦手と捉えがちな近現代史も、歴史総合を通して分かりやすくなるかもしれませんね!
授業の内容はどう変わるの?
知識を活用することを重視
今までの社会科目は、ものすごく暗記の側面が強い教科でした。
たしかに、私も受験生の時は必死に世界史の一問一答を覚えていましたね。
そのため、歴史を学ぶということの、本来の意味が少し薄れてしまっていました。
そこで2022年からは、より思考・判断・表現を培える教科にしていこうという方針になりました。
よって、学習する際は、ただ用語を暗記するだけでなく
その知識を使って、歴史のこれからを予測したり
現代の社会問題について考察することが求められてくると思います。
自分たちで考える授業
教育課程が変更されたどの授業でも言えることですが、とにかく自分たちで議論をし、考えてみるという授業が増えます。
いわゆるアクティブラーニングというやつです。
今までの日本史、世界史の授業といえば「教科書を使って歴史を追っていく」というのが主流でした。
しかし、これからは教科書や授業で学んだ知識を使って
ディベートをしたり、現代社会の答えについて自分たちなりの答えを出すという授業が増えそうです。
個人的には、歴史を学ぶという授業が、ただの暗記だけでは終わらずに、
しっかりと知識、思考として身につけられるので、非常に面白い授業だなと感じています。
大学受験への影響は?
少なからずあると思います。
特に、今までは暗記科目としての側面が強かった日本史、世界史ですが
今回の改革によって、より自身の思考力が問われる科目となりました。
今までのように、ただ用語を覚えまくるという勉強法では通用しなくなってくると思います。
近年始まった、共通テストがいい例です。
資料から情報を読み取り、様々な要素を紐解いていく。
このような力がさらに求められることでしょう。
どんな勉強が必要?
ヨコのつながりをさらに意識しよう
日本史、世界史を勉強する上では、以前から重要なことですが
歴史のヨコのつながりを意識することはとても大切です。
例えば
1900年に、A国では〇〇事件が起こった。
↓
これが原因となり、B国では○○革命が起こった。
↓
この革命がきっかけとなり、現代に続く〇〇政権が誕生した。
このように、歴史をしっかりと線で捉えることが重要です。
「なんでこの出来事は起きたんだ?」
とにかく、なんで?という疑問を持つことを意識してみましょう。
資料集、地図を活用しよう
こちらも指導計画に記載されていることですが
「年表・地図・その他の資料については、自ら資料を収集・選択する力やそれを批判的に読み取って解釈し考察に生かす力、さらにその成果を年表や地図など自ら作成した資料の形で適切に表す力を身に付けられるようにする。」
とあるように、資料や地図が日本史探求、世界史探求において非常に重要なものになってきます。
共通テストでも、それらを活用した問題の出題が多く見られましたよね。
上記の文章にもあるように日本史探求、世界史探求では、ただ資料や図表を読み取るだけでなく
自分でそれらを整理し、作成する力が求められます。
実際、私も受験生の時はざっくりですが地図は書けるようにしていました。
時代ごとに、各国の領土に線を引けるようにしたり。
とにかく、やれるようにして損はないので、これからは用語の暗記だけでなく
資料や地図を自分で活用できるように勉強していくと良いでしょう。
授業を活用すれば、より深い学びを得れる
自分たちで考える授業や、アクティブラーニングの話を聞いて
「少し大変そう…」
そう感じる方もいるはずでしょう。
私が高校生でもそう感じていたと思います。
しかし、大人になった今だからこそ分かることですが
自分で考えたり、知識を活用する力は本当に大切です!
受験勉強の時にも、誰かと対話をしながら勉強したことの方が覚えているものです。
加えて、最近では国際情勢が激しく変化していますよね。
そんな中で、しっかりと自分の意見を持ちながら生きていくためには、日本史探求、世界史探求のような授業が必要です。
上手く活用し、常に学ぶ意識を持っていれば、ものすごく楽しい授業になること間違いなし!
共通テスト対策も、新しい授業を通してやりやすくなると思います。
今高校1年生の生徒や、これから高校生になる学生の皆さん。
ぜひ新しい授業を楽しんでください!
それでは!
ちなみに、武田塾の紹介を少し…
必見!サンドウィッチマンの受験相談コント!
楽しい赤羽校に、ぜひお越しください!!
_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄
日本初!「授業をしない」塾の武田塾赤羽校
住所 東京都北区赤羽2-4-9 蝶屋ビル2階
JR各線赤羽駅 徒歩5分
東京メトロ南北線赤羽岩淵駅 徒歩7分
TEL : 03-3902-0325
URL : https://www.takeda.tv/akabane/
Mail : akabane@takeda.tv
_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄