こんにちは!
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自称”日本一賑やかな校舎””最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校講師のSです!
今回は英語長文の精読の方法についてご紹介していこうと思います!
単語や文法事項はある程度頭に入っているはずなのに、
長文になるとなんだかよく分からなくなったり、速く読めなくて困っていませんか?
その悩み、精読をすることで解決できるかもしれません!!
精読ってなに?
そもそも精読とは、細かいところまで注意して文章を読むことを言います。
文章の中で分からない単語や文法事項があればその都度辞書や参考書を使って調べ、
不明点がなくなるようにします。
…あれ、それってものすごく時間がかかるのでは?
と思ったそこのあなた!その通りです。
というかむしろ精読には十分に時間を割くようにしてください。
時間がもったいないからといって自分で調べることをしなかったり、
すぐに日本語訳を読んだりしてもまったく意味がありません。
地道に一つずつ調べ上げそれを自分のものとして確実なものに出来れば、
読解の正確さはもちろん向上しますし、文構造を予測する力が身に付くので速読力もアップします!
英語長文における精読の方法
ここからは精読のやり方についてご紹介します!
☆ポイント1☆
SVOCを明確にする
例1:The boy who is playing the piano is my brother.
ではこの文章のSVOCについて考えてみましょう。
S(主語):The boy (who is playing the piano)
V(動詞):is
C(補語):my brother
となりますね!
パッと見で is playing が現在進行形の動詞かな?と思ったとしても、
そうだとしたらその前にある whoは何?その後に出てくる isは?
となってしまいます。
正解は who~pianoが主語である The boy を修飾しており、
その後ろにある is がこの文章の動詞となります。
この例は関係代名詞を使ったよくある文章なのでまだ分かる方も多いかもしれませんが、
入試英語長文になってくると、1文の中に関係代名詞が何個もあったりして
意外と文の主要構造が分かりづらくなっていることもあります。
そのため、精読をやるにあたってはまず主語、動詞や目的語などの
文の要素を意識するといいでしょう!
☆ポイント2☆
文の主な要素ではない(=なくても文が成り立つ)部分をカッコでくくる
例2:The view from Tokyo Tower on a sunny day is very beutiful.
この文における‶なくてもよい部分”とはどこでしょうか?
正解は‟from Tokyo Tower” と‟on a sunny day”と‶very”です。
from~とon~は前置詞句、veryは副詞であり、この部分をカッコでくくってみると
The view (from Tokyo Tower)(on a sunny day) is (very) beutiful.
となります。カッコ部分を除いた文はこうなります。
The view is beutiful.
これはSVCがあるため一つの文として成り立っていますよね。
このように前置詞句や副詞(句)は修飾の役割を果たしているので、
ポイント1で紹介した文の主要構造を見つけるのに手間取った際は
一旦これらの修飾をカッコでくくってしまうことをオススメします!
☆ポイント3☆
等位接続詞を意識する
例3:I entered college and made a lot of friends there.
(私は大学に入学し、そこで多くの友達を作った)
さて、この文中にある等位接続詞はどれでしょうか?
…正解はandですね!
等位接続詞とはその名の通り、
文の中で対等な働きをする語と語、句と句、節と節、文と文などを結び付けるものをいいます。
代表的な等位接続詞としては、上に挙げたandの他に、or、butなどがありますね!
では、例3で出てくるandは何と何を結び付けているのかについて考えてみましょう。
この文ではenteredとmadeという2つの動詞があり、さらにはどちらも過去形なので時制も一致していますよね。
これをもとにandが何と何を結び付けているか考えてみると、
I <entered college> and <made a lot of friends there>.
となり、動詞から始まる2つの節を結び付けているんですね!
例えば誤った解釈としては以下のようなものが考えられます。
I entered <college> and <made> a lot of friends there.
この解釈がなぜ間違っているのかというと、andが
‶college”という「名詞」と‶made”という「動詞」を結ぶことになってしまうからですね。
上でも述べた通り、等位接続詞はあくまでも働きの等しいもの同士を結ぶのであり、
「名詞と動詞」や「節と文」など、対等でないものは結べないのです。
このように、等位接続詞が何と何を結んでいるのかを見抜くことは
英文構造を正しく理解する上で非常に重要なので、
精読をするときには注意して丁寧に考えてみるようにしてください!
精読をやる時の注意点
ここからは精読をやるときに注意してほしいことをご紹介します。
①やっている最中に絶対和訳を見ない
精読をやっている途中で難解な文に出くわしたとき、すぐに和訳を見てしまうのはやめましょう。
和訳を見てしまうと、どこまでが主語なのか、どれが動詞なのかなどがすぐに分かってしまいます。
あくまでも英文のまま文構造を捉えることが重要なため、
不安なところがあってもすぐに和訳を見ず、いったん自分なりの解答を出しましょう。
自力で考えることに意味があります!
②間違えたところは、なぜ間違えたのかを明確にする
自分なりの解答を出したところで、それが間違った解釈であった場合、
なぜそのように間違えてしまったのか原因を明確にしましょう。
例えば、文の中で起きていた省略に気づけなかったとします。
その際、「あ、省略だったんだ。へー」で終わらせるのではなく、
「他動詞の後ろに目的語がないことに気づけていなかったんだな」のように
何が足りなかったのか、どうすれば誤読を防げたのかを考えるようにしてください。
まとめ
今回は精読をやる際のポイントと注意してほしいことについてご紹介しました!
まとめると、
ポイント① SVOCを明確にする
ポイント② 文の主な要素ではない部分をカッコでくくる
ポイント③ 等位接続詞を意識する
でした!
精読を正しく続けると、今よりも速く正確に長文が読めるようになること間違いなしなので、
英語長文を復習する際には精読をやってみてください!
ちなみに、武田塾の紹介を少し…
必見!サンドウィッチマンの受験相談コント!
楽しい赤羽校に、ぜひお越しください!!
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