こんにちは!
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自称”日本一賑やかな校舎””最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校。講師の武田です!
今回の記事では慶応義塾大学疑似オープンキャンパスを行いたいと思います!
もう八月も半ば。
夏始まったー!と思ったら夏休みももう折り返し。
早いですね…。
高校1年生、特に2年生の皆さんはオープンキャンパスに足を運びましたか?
コロナウイルスの影響でなかなか外出しにくかったり、そもそも開催されていなかったり…
十分に行けていない人が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私が実際に通っている慶應義塾大学について紹介したいと思います!
これでオープンキャンパスに出向いた気持ちにさせます!(笑)
現役生だからこその情報もあるかも…??
受験生でも志望校に迷っている人は読んでみて良いと思います。
少しでも慶應に興味のある方は是非立ち止まっていってくださいね。
慶應の基本情報
慶應義塾は1858年、福澤諭吉が江戸に開いた蘭学塾から始まりました。
創立から150年を超え、小学校から大学・大学院までを擁する
日本で最も長い歴史を持つ総合学塾です。
慶應義塾の在学生は「塾生」、卒業生は「塾員」と呼ばれますが、
卒業後も多くの塾員が共に学んだ友人や恩師、そして、母校とのつながりを大切にしています。
塾員には、先日の東京オリンピックにも出場した
陸上選手の山縣亮太さんや気象予報士の石原良純さん等がいます。
学部学科
慶應には10の学部があります。
文学部・経済学部・法学部・商学部・医学部・理工学部・総合政策学部・環境情報学部
・看護医療学部・薬学部です。
それぞれを詳しく見てみましょう。
文学部:大学2年時に17の専攻に分かれます。
哲学や東洋史学、英米文学や社会学、人間科学、美学美術史学まで多岐にわたります。
私は教育学専攻に所属しています。
慶應に他の大学にあるような教育学部や心理学部がないのは、全て文学部に組み込まれているからなんですね。
経済学部:経済学部は経済学科のみとなっています。
「研究会(ゼミナール)」、「PCP(プロフェッショナル・キャリア・プログラム)」、
「研究プロジェクト」という3つの柱があり、自由に研究することができるのが特徴です。
法学部:法律学科と政治学科に分かれています。
学内では法法・法政と呼ばれています。
比較的国際色が強いです。
商学部:経済学部同様、商学科のみとなっています。
経営学・商業学・経済産業・会計学の4つのフィールドを完全に網羅しています。
医学部:こちらも医学科のみです。6年制となっています。
最近ではCOVID-19に対して、慶應ドンネルプロジェクトというものが始まったようです。
理工学部:機械工学科、電気情報工学科、応用化学科、物理情報工学科、管理工学科、
数理科学科、物理学科、化学科、システムデザイン工学科、情報工学科、生命情報学科の11の学科があります。
他大学院への進学も含めると、院進率は約7割です。
総合政策学部・環境情報学部:それぞれ総合政策学科・環境情報学科のみです。
通称SFCと呼ばれています。
どちらも学問領域が広いことが特徴で、2つはよくまとめて紹介されています。
総合政策は文系、環境情報は理系と捉えると分かりやすいかもしれません。
看護医療学部:看護学科のみになっています。
他学部科目を積極的に取れるのが大きな特徴です。
法学部同様国際色もあります。
薬学部:薬学科は6年制、薬科学科は4年制になっています。
男女比はほぼ同じです。
キャンパス
東京と神奈川に合わせて6つのキャンパスがあります。
日吉キャンパス:ほぼ全員の塾生が通うことになります。
経済・法・商・理工は1,2年、文・医・薬は1年次のみ通います。
ザ・キャンパスという感じで並木通りが美しいフレッシュな印象です。
「大学の友人と集まる」「卒業式で集まる」となると選ばれるのはやはり日吉キャンパスです。
思い出深い場所ですね。
三田キャンパス:慶應といえば三田を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
文は2,3,4年、経済・法・商は3,4年で通います。
門構えがとても豪華な一方、校舎自体は近未来的で、どこかスタイリッシュな感じもします。
ここに通うようになってから「自分は慶應生だ」と実感するようになりました(笑)
矢上キャンパス:日吉から歩いて15分ほどのところにあります。
理工の3,4年で使います。
研究室が多く、静かでかっこいい雰囲気です。
湘南藤沢キャンパス:通称SFC。
総合政策と環境情報は4年間、看護医療は1,2,4年で使います。
湘南台駅や辻堂駅からバスで通います。
海が近く、とても良いところです!
信濃町キャンパス:医が2~6年まで、看護医療が3年のみ使います。
新宿御苑の近くにたたずむ医療に特化したキャンパスです。
芝共立キャンパス:薬の2年生以降が通います。
東京タワーの近くにあり、アクセスがとても良いのが特徴です。
授業や雰囲気
授業
1年生の時は一般教養を学ぶことが多く、どの学部も比較的広い範囲を学びます。
1年次はほとんどの学部が同じキャンパスということもあり、
学部を超えて授業を多く取ることができます。
様々な関心や思考をする人を話すのはとても刺激的です。
私自身1年次には、文学部でありながらも、物理学や天文学・法学も履修していました。
単位には加算されませんが、授業は基本的に自由に聴講することができ、
理工学部の建築の授業はとても興味深かったことを覚えています。
自由度が高く、あらゆる興味関心を広げられるのは大きな特徴です。
2年以降は打って変わって専門的な勉強になってきます。
学部や学科の中での結束が強まっていきます。
積極的に発言したり話し合ったりする時間も人も多く、授業はとても面白いです。
「なるほどこんな考えもあるのか」と日々発見の連続です。
どんな人がいるの?
慶應と聞くと、チャラかったり適当にやっていたりとあまり良くない印象を
持っている人も多いのではないでしょうか。
ニュースで報道されることもあり、そんな印象を抱いてしまうのは仕方ないと思います(涙)
しかし悪いことをしているのは本当にごく一部の人だけ。
尊敬できる人がたくさんいます。
確かに見た目は奇抜だったり特徴的だったりしますが、実際に話してみると、
みな何か目標ややりたいことを持っています。
もちろん今皆さんが持っていなくても大丈夫です!
慶應内に持っていない人もいます。
でもその人たちはがむしゃらに目の前のことに取り組んで何か見つけようとしています。
このように慶應には、自分の芯がしっかりしていて目標に向かって真っ直ぐな人が多いです。
似たような考えを持っている人はもちろんのこと、いつも自分の意見や行動がふわふわしていて直したいという人にもおすすめです。
周りに感化されて変わるかもしれませんし、相談すれば何か助言をくれること間違いなしですよ。
設備
私自身、日吉キャンパスと三田キャンパスしか利用したことが無いので、今回はその二つのキャンパスの設備について紹介したいと思います。
ぜひ他のキャンパス気になる方はHPに飛んでみたり、キャンパス見学を予約したりしてみてください!
日吉キャンパス
〇記念館
2020年3月、2年半にわたる工事を経て「新・日吉記念館」が完成しました。
真っ白な建物で駅から真っ直ぐ並木道を歩くと見えてきます。
入学式や卒業式等の式典で利用されています。
日吉キャンパスのシンボルと言えるでしょう。
〇陸上競技場
日本陸上競技連盟第4種公認の陸上競技場です。
今回のオリンピックでは、イギリスの代表選手が事前キャンプに日吉キャンパスを使っていました。
その時にも大活躍だったのがこの陸上競技場。
景色も良いので空きコマには陸上競技場を眺めながら友人と話していたのも覚えています。
三田キャンパス
〇図書館旧館
建築当初の華麗な姿を現在に伝えている三田の図書館旧館。
赤煉瓦と花崗岩による壮麗な外観を有するゴシック式洋風建築です。
豪華絢爛で初めて見た時のインパクトは忘れられません。
〇学食
一番有名なのは山食です。
これこそ慶應の学食ですね。
コロナ禍で潰れそうになったものの、クラウドファンディングにより復活しました。
安くて美味しいコスパ最強です!
入試制度・実績
入試制度
一般入試:国語の代わりに小論文が課されるのが大きな特徴でしょう。
総合型選抜:いわゆるAO入試です。
学部によって方式や名称が異なります。
学校推薦型選抜
その他:帰国生入試・法学部のIB入試・外国人留学生入試・経済学部のPEARL入試があります。
詳しくは入試要項を見て見て下さい!
資格
2020年度の司法試験の合格者は、125名と全国2位となっています。
ちなみに2019年度は152名で全国1位でした!
2020年度の公認会計士試験の合格者は、169名(うち101名現役)と全国1位となっています。
こちらは少なくとも10年は連続で1位を取っており、合格実績も高いことが分かります。
留学
「留学」には、もっぱら語学習得を⽬指すものや海外の⼤学で専⾨的な内容の授業を
履修するもの、数週間の短いものから半年以上の⻑期にわたるもの等、様々な種類があります。
自分が何をしたいかに合わせて制度を選べるのは良いですね。
私の友人にも実際に9月から1年間ほどアメリカに留学に行く子がいます。
向こうの大学の単位をそのまま慶應で使えるもので、行く資格を勝ち取るには相当難しいものです。
遊びもサークルもしつつ、一生懸命勉強していました。
自分のやる気や頑張り次第で、大学を介して留学に行くことができるんですね。
就職
2019年度の就職者数は全体の約75%、進学者数は約15%であり、就職活動は順調であったといえます。
「学術研究、専門・技術サービス業」と「情報通信業」は徐々に増加傾向にあり、
特にコンサルタント業への就職者が年々増えているそうです。
慶應の情報はもうバッチリ!
今回は慶応義塾大学疑似オープンキャンパスをお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
学部外の人ともたくさん交流できる
頑張れる環境と制度がある
この2つがポイントでした!
慶應にはここにも書き切れない魅力がたくさんあります。
私自身、元々第一志望が慶應だったこともありますが、
初めてキャンパスを訪れた時は圧倒されました。
実際にキャンパスを見るのも大切です。
このご時世なかなか難しいですが、
時間がある時に是非足を運んでみてください。
お待ちしています^^