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今回は国公立文系志望が選ぶべき理科科目、というテーマですが、理科科目があまり得意じゃないから文系になった!という人もちらほらいるかもしれません。
ただ、大学入学共通テストを受ける際、国公立志望にとっては避けては通れない道。あまり理科科目についてよく分かってない…という方はこのタイミングで知っておいて、選択の参考にしてくださいね。
基本は理科基礎を選ぼう
そもそもですが、共通テストの理科科目の受け方には4パターンあります。
A:理科①から2科目
B:理科②から1科目
C:理科①から2科目、理科②から1科目
D:理科②から2科目
理科①は基礎科目(物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎)で、理科②は発展科目(物理・化学・生物・地学)になります。
一般的に国公立文系はAを選択することが多いです。Bの発展科目1科目で受けられる国公立大学も少なくないんですが、これはあまりオススメしません。
一科目にはなるんですが、発展科目は基礎科目2つ合わせた量より重いです。
(一方、現在社会科目には基礎科目という選択肢がありません。文系と同じものを一科目やらないといけない国公立の理系がいかに大変かが分かります…)
とりあえず国公立文系志望は理科基礎2つを選ぶのが無難ですね。
各科目の特徴は?
それでは理科基礎の各科目について特徴を見ていきましょう。右の数字は令和3年度共通テスト(本試験・1回目)の受験者数です。
物理基礎 19,094
4科目の中で1番受験者数が少なく、文系受験生に一番選ばれていない科目といえそうです。
内容としては計算の比率が4科目で一番高いので、そこが忌避されているのでしょうか。
メリットとしては暗記量が比較的少ないので、内容が分かりさえすれば得点も安定し(去年は平均得点率が75%にもなっていました)、割く時間がそこまで長くならないことでしょうか。
化学基礎 103,074
人気第2位の化学基礎です。
範囲は理論化学のみで、計算問題が特徴ですが、物理基礎ほどではありません。
全体の物量も生物基礎に比べると軽いので、理系科目の基本的な内容に抵抗がなければ無難な科目といえるでしょう。
生物基礎 127,924
一番選択されていたのは生物基礎でした。
4科目の中では一番覚える量が多く、参考書も厚めに感じるかもしれませんが、計算はほとんど気になりません。
社会科目の学習を進めるときのように「文系的に」勉強できる科目といえます。
地学基礎 44,320
物理基礎に次いで少ない科目ではあります。
ただ、発展科目の方の地学がほとんど受験生に選ばれていないことを考えると、文系の受験生には一つの有力な選択肢として考えられているようですね。
計算問題は算数の延長線上にとどまり、生物ほど考察問題で考え込むことも少ないように思えます。
ただ、先述した通り理系でほとんど選ばれることのない科目なので、現役生の場合は学校の授業で地学が開講されていない場合もあり、そこがネックになる可能性はあります。
どの2科目を選択すればいいの?
おすすめの組み合わせ
得にこだわりがないのなら、化学基礎・生物基礎の組み合わせは鉄板です。
受験者数もこの2科目が多く、参考書や情報も充実しています。学校の授業で選ぶことができない、ということもあまりないと思います。
また、自分の得意・不得意に合わせた選び方も考えられます。
数学には自信があり、理科系の計算問題にも抵抗を感じないのであれば物理基礎・化学基礎の組み合わせ、数学は苦手で、社会科目の勉強が好きなのであれば生物基礎・地学基礎の組み合わせがより良いのではないでしょうか。
筆者は後者のタイプだったので、生物基礎・地学基礎の組み合わせを選択しました。
地学は地理で学習した知識も一部使えたのでそこも選んでよかったポイントだと思っています。
学校の授業で取れるものを選ぶ
ただ、選ぶ際の大前提として、現役生なら学校の授業が開講されているか?が一つポイントになります。
参考書を使った自学自習のみで共通テストを突破することももちろん可能なのですが、ただでさえ忙しい中、あまり理科基礎に時間を割くことはできません。
学校の授業で理科基礎の実践問題等をやってくれるのであれば、その時間を理科基礎学習に活用すれば時間を有効に使う事ができます。
共通テストを突破するためにしか理科基礎を使わないのであれば、主要科目に使う時間を優先的に確保し、学校の時間等を活用して短期間で、集中的に攻略したい科目です。
ただ、一部の大学では…
国公立文系志望にとって、理科基礎2科目の重要度はそこまで高くありません。
基本的に共通テストでしか使わず、配点も100点にとどまるからです。
ただ、一部の大学ではこの100点を重視し、理科基礎の出来が合否の分かり目になるほど重要になることがあります。
京都大学総合人間学部(文系)
共通テスト・二次試験を合わせた合計点…800点
理科の得点…100点
理科の占める割合…12.5%
大阪大学経済学部(A配点)
共通テスト・二次試験を合わせた合計点…600点
理科の得点…60点
理科の占める割合…10%
一橋大学社会学部
共通テスト・二次試験を合わせた合計点…1000点
理科の得点…100点
理科の占める割合…10%
以上は理科科目の占める割合が10%を超えている国公立大文系学部の一例ですが、これらの大学に挑戦しようとするなら理科基礎は満点、ないしは1~2ミス以内の点数は欲しいところです。
理科基礎で失敗してしまうと出願を思いとどまった方がよい場合もあるので、理科基礎の配点が高めの大学を目指すのであればサブ科目として簡単に済ますのではなく、完璧を目指して取り組む必要があります!
まとめ
今回のまとめとしては、
国公立文系なら理科基礎2科目を選択する
基本は学校で取れる2科目!無難な化・生、計算寄りなら物・化、暗記寄りなら生・地
理科基礎の配点が高い難関大もある!
このような内容について見ていきました。
理科基礎は、理科発展科目の複雑なところには触れられていないので、一定の時間を割けば文系受験生でも必ず高得点を取れるようになります。
自分にあった選択をして、共通テストを突破、志望校への切符を掴みましょう!
ここまで見てくださってありがとうございました!!
ちなみに、武田塾の紹介を少し…
必見!サンドウィッチマンの受験相談コント!
楽しい赤羽校に、ぜひお越しください!!
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