目次
はじめに!
皆さんこんにちは!
JR会津若松駅から歩いて15分、武田塾会津若松校 です!
毎日暑い日が続きますが、勉強の調子はいかがでしょうか。
今回は「リスニングアレルギーに洋楽は効果ある?」というテーマでお話します。
日本の高校の英語教育を受けていくと、「リスニングが無理で何も聞こえません」という声を上げる高校生は数多くいます。
そんな高校生が洋楽という音楽の力でリスニングを得意にすることは果たして可能なのでしょうか?
本記事では、そんな疑問についてお話ししたいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
英語に興味を持つためのフック
洋楽がリスニングに効果があるのかという問いに対する答えはきっぱり分かれます。
よくあるのが、ただただ洋楽を聞き流していて、何の役にも立たなかったというものです。
メロディーは覚えていても、何を言っているかは理解しておらず、全て鼻歌で終わってしまう人は多いです。
しかし、意味が決してないわけではありません。
意味があるポイントとしては、英語を聞くことへのフックになることです。
色々な洋楽を聞くことによって文法を学んで単語を覚えるというのは難しいかもしれません。
しかし、洋楽を聞くこと、それによって楽しみを持つことが出来れば英語への負のイメージを払拭することが出来ます。
実際、K-POPが好きというところから韓国語の勉強に入る人も多いです。
好きだからこそ、その言語に対して興味を持つことが出来るというわけです。
好きな歌手や洋楽があるからこそ、英語を理解したいと思い、勉強を始めることは良いことです。
洋楽の中の文法に興味を持とう
実際、英文法が出来るようになってから洋楽を聞くと、文法に目が向くようになります。
英語に対する抵抗感を下げた状態で単語や文法をやっていると、洋楽の中に『Next Stage』や『関正生の英文法ポラリス』でやっていた内容が出てくることに気が付くかと思います。
洋楽の良い点としては、難しい英単語が出てこないこともあります。
中には中学生でも理解できるものもあるため、
・「英語はこんな風に使われるんだな」 ・「アメリカの人は人の気持ちをこんな英語で表現するんだな」 |
…というのがわかることで、英語学習が楽しくなるかと思います。
また、洋楽の歌詞で韻を踏むこともあるため、それに楽しみを覚える方もいるかもしれません。
韻を踏むことに対する具体的な例として、name, sameのように語尾を合わせることで心地良さが生まれるというものがあります。
洋楽の具体例
実際によく聞かれるものとして、『レ・ミゼラブル』という有名なミュージカル映画や、もう少し新しいものであれば『ラ・ラ・ランド』などがあり、英語の音楽で歌を中心にストーリーが進んでいく内容になっています。
このような作品の一部の音楽だけ切り取って再生している人もいるかと思います。
まさに『レ・ミゼラブル』の内容としては、フランス革命の話でもあるので、世界史かつ英語チックで好きな人も多いかもしれません。
また高校生と話していると、ディズニー好きがかなり多いイメージを持ちます。
『美女と野獣』、『アラジン』など有名な曲が揃っています。
これらは街中で聞く機会も多く、皆さんもよくご存知なのでしょうか。
邦楽であっても、『ONE OK ROCK』はすごく英語の歌詞が多いイメージがあります。
日本人歌手であっても、英語の歌詞を入れている人が多いので、好きなアーティストが既にいる人は、その歌詞の意味まで考える、「文法でいうとこれに当たるな」というようにすれば、日常の中に英文法や英単語を気にする機会が増えることになります。
洋楽を有効に使う方法
ここで本題に戻ります。
本題としては、洋楽はリスニングに効果があるのかということでした。
事実、きちんとその洋楽の歌詞を理解するのであれば有効になります。
実際に英検3級や準2級では、洋楽の単語・文法レベルと大差ない内容しか出ていないです。
ですので、英検3級や準2級がままならない場合は、ハードルを下げるために洋楽の歌詞で学ぶというのは有効な手段になり得ます。
しかし、それだけで共通テストのリスニングが一気に上がることや、英検の問題が解ける形にはなりません。
ある程度のハードルを下げて英語への苦手意識をなくすことが出来れば、実際に英検3級や準2級の問題を解いてみる、実践的な会話形式や問題形式の問題集に移っていく形、所謂リスニング対策に移っていくというのがアリだと思います。
実際に洋楽をきっかけにリスニングの成績を伸ばした生徒
2年ほど前にいた武田塾生で、もともとリスニングが全然ダメな生徒がいました。
その生徒は、「リスニングが全然聞こえません」、「共通テストで20点もいきません」という状態でした。
そこで、その生徒が踏んだ手順として、とりあえず洋楽を10曲くらい聞き、英語アレルギーをなくすというものでした。
その後、英検3級・準2級・2級の予想問題をとにかく解いていった結果、本番の共通テストで90点を取れた生徒がいました。
ただ洋楽を聞いているだけでは点数が上がらないことは事実ですが、あくまでも洋楽を勉強のフックとして使うことは大いに有効な手段ということになります。
受験中は遊ぶタイミングがなく、娯楽と言えるものが少ない状態ではありますが、その過程で洋楽という音楽が娯楽になり、それが多少なりとも勉強と関係があるというのは良いことだと思います。
今回のまとめ!
いかがでしょうか。
今回は「リスニングアレルギーに洋楽は効果ある?」というテーマでお話ししました。
単に洋楽を聞き流すだけでは成績は上がらないのは事実です。
しかし、洋楽を上手く英語の勉強に役立てることは出来ます。
その場合には、
①興味を持つフックにする ②歌詞の中の文法に注目する ③英語への苦手意識をなくすために使う |
という点を忘れることなく、役立ててほしいと思います。
頑張ってください。応援しています。
最後に!
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