こんにちは!
武田塾会津若松校です!
新しいクラスにも慣れてきて、志望校の決まっている3年生の皆さんは、受験勉強に本腰を入れ始める頃でしょうか。
また一方で、一体どんな大学が自分の行きたい大学なのか、自分は大学で何を勉強したいのか悩み始めている人も少なくはないでしょう。
そこで今回は、
観光名所としても名高い会津若松市に設立された「会津大学」の魅力ついて、現役の会津大学生が熱く語っていきたいと思います!
「会津大学ってどんな大学?」
「コンピュータ理工学部って、何を勉強するの?」
在学生しか知らない会津大学の実態を語り尽くします!
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- 会津大学ってどんなところ?
- 会津大学で学べることは?
・コンピュータに特化した授業
・会津大学生は英語に強い!? - 会津大学の大学院
・そもそも大学院って何?
・大学院に進学する魅力
・卒業後の展望 - 受験勉強はいつから?
- 今回のまとめ!
会津大学ってどんなところ?
会津大学は、1993年に福島県の会津若松市に設立された、創立30年の大学です。
コンピュータ理工学コンピュータ理工学科の1学部1学科で構成された全国でも珍しい大学と言えるでしょう。
建学理念「to Advance Knowledge for Humanity」のもと、20年以上にわたりグローバル教育を実践し、2014年には文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択され、高度な専門ICT教育研究、英語による専門科目履修、ベンチャー創業精神の養成を推進しています。
最高レベルのコンピュータ環境、充実の英語教育、世界から集まるトップレベルの教員。会津大学には世界で活躍できる人材育成のための環境が整っています。会津大学の教育は日本だけでなく世界からも注目を集めています。
会津大学で学べることは?
コンピューターの授業だけ?
会津大学では、入学直後からコンピューターの基礎知識をみっちり学習します!ですが、それだけではなく、人文社会科目、数学科目、自然科学科目、英語科目など一般教養に関しても広く学習進めていきます。
1〜2年生では、コンピューター関連科目を中心に一般教養科目を広く学んだ後、プログラミング言語の基本的な知識、発展的なプログラミングや応用数学などの流れで授業を進めていきます。
因みに最初に受けるプログラミングの授業では、C言語というプログラミング言語を学ぶことができます。
1〜2年生でコンピューターに関する基礎知識を身につけた後、自分がさらに深く学びたいと思う専門領域(フィールドと呼ばれる)を選択します。
そして3〜4年生にかけては、自分の選択した専門領域の科目を中心に勉強を進めていきます。
具体的には、コンピュータ・システム関連科目、コンピュータ・ネットワーク関連科目、アプリケーション関連科目、ソフトウェア・エンジニアリング関連科目などがあります。
※より詳細な情報が知りたい方は、会津大学のホームページやシラバスを参考にしてみて下さい。
ここまで読んできて、「自分でパソコンを持ってない人は授業に参加できないのか?」と気になった人もいるでしょう。しかし心配はありません。
会津大学では、学生数の2.5倍近くの約3000台ものコンピュータ環境が整備されているので、自分のPCがない人でもしっかりと授業に参加し、知識を身につけることができます!
会津大学生は英語に強い!?
コンピュータ理工学は、英語を基本とした学問であるため、高い英語力が必要不可欠です。
現時点で会津大学における進級要件には、
- ETS(Educational Testing Service)が開発・制作したTOEIC Listening & Reading Testの試験結果(原則とし入学後に受験した結果に限る。)が、2021年度以前に入学した者にあっては400点以上、2022年度以降に入学した者にあっては450点以上であること。
という記載があります。つまり、入学してから大学2年生を終えるまでTOEICのスコアが450点を超えなければ3年生には進級できないということです。
ボーダーとなる点数はそこまで高くはないですが、このおかげで緊張感を維持することができ、英語の勉強を怠ることなく日々の勉学にも励むことができるとも言えます。
また、3年生以降の授業では受講する科目のおよそ半分を英語で受けることになります。
大学のホームページには、外国語で行われる講座の比率は約60%との記載もあります!
このように、会津大学では第2外国語のカリキュラムをあえて設けず、徹底した英語教育を行うことで高い英語力を持った学生の育成を推進しています!
会津大学の大学院
そもそも大学院って何?
大学院では大学で学んだことをより専門的に学び、さらにその専門的な知識を活かして研究活動というものを行います。
研究活動とは何かを語弊を恐れずに一言にまとめると、ある特定の物事について人間の知識を集めて考察し、実験、観察、調査などを通して調べて、まだ明らかになっていなかった知識について理解したりすることと言えます。
大学院では、学部で受けるような一般教養を身につける授業はありません。
研究活動を通して、分からないことがあれば自分で調べて学び、さらに研究を進め、また分からない事があれば調べて勉強する。これの繰り返しです。
自分の興味のある分野について、好きなだけ深く探求するとができるのが大学院という場所ですね!
一般的に、大学院に進学するためには大学の学部を卒業するか、個別の入学資格審査に合格し学部卒業と同等の学力を有すると認められる必要などがあります。
会津大学の学部から大学院に進学するには、英語での約30分の面接を受ける必要があります。面接の内容は基本的に、学部の卒業研究の内容となっています。
大学院に進学する魅力
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魅力は大きく2つです!
1:最先端の知識に触れながら好きな分野の勉強や研究に没頭できる!
2:専門性を必要とする職業に就きやすくなる!
因みに、会津大学大学院のプログラムは、講義、セミナー、研究プロジェクトに至るまで、ほぼ100%英語で行われます。
学部以上に英語力が求められますが、その分、国際会議での論文発表などでは本学大学院生の論文が海外で高く評価され、これまでに数多くの賞が授与されています。
上記の2つ以外にも、プレゼンや発表のスキルを磨きたい!英語のスキルを磨きたい!などの理由をきっかけとして進学を志す人も少なくありません。
卒業(修了)後の展望
会津大学の大学院では、毎年8〜9割が民間企業や公務員への就職、1割〜2割が博士後期課程(他大、海外含む)への進学をしています。
以下は2018年〜2020年の修士課程修了生の主な就職先実績です。
引用→会津大学HP 進路実績より
受験勉強はいつから?
会津大学の一般入試方式は以下の2種類です。
・共通テスト理科1科目と2次試験2教科で受験できる「一般A方式」
・共通テスト5教科7科目2次2科目の「B方式」
A方式は共通テストの科目が1科目で済むことから、倍率も5〜6倍とかなり高くなっています。
A方式の配点は、理科100点、2次英語200点、2次数学250点の合計550点となっています。
2次試験の配点がかなり大きくなっていますが、基本的な知識を問う内容が多く時間も多めに設定されているため、難易度はかなり優しめと言えるでしょう。
高校3年の夏前から数学と英語を中心に対策をしっかりと始めていれば大きな問題はないでしょう。
一方B方式の配点は、共通テスト900点、2次試験450点の比率になっています。
こちらもやはり2次試験の難易度は優しめなので、共通テストの対策を中心に進めていれば自ずと2次試験の得点率は上がっていくでしょう。
ただ、カバーすべき範囲が広いのでA方式に比べるとより早い段階で受験対策に取り掛かるべきでしょう。
今回のまとめ!
今回は会津大学で学ぶ事ができる内容や特徴を中心に、会津大学の魅力について紹介しました!
会津大学では
・1〜2年生ではコンピュータ科目を中心に広く教養を学びます!
・3〜4年生では専門的な内容を英語で学びます!
・大学院では、研究活動を進めながら100%英語の授業でさらに専門的な内容を学びます!
受験対策については、A方式では遅くとも夏には、B方式では入試の1年前から始めるようにしましょう。
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