こんにちは!
武田塾会津若松校です。
今回は受験勉強をしている
高3生や浪人生に向けて、
改めて「勉強する」というのは
どういうことなのかを確認して
もらうために、
効率の良い時間の使い方や、
内容が本当に身につく勉強法などを
ご紹介したいと思います。
机に長く座っている≠たくさん勉強した
まず皆さんに注意してほしいのが
勉強をした"つもり"になっていないか
ということです。
机と長い時間向き合って
ただただ過ごしていることを
勉強していると勘違いして
しまっている人もいるのではないか
と思います。
私自身も現役のころは
放課後毎日のように図書館に通い、
3,4時間ほど勉強していましたが、
勉強時間が取れているのに
いざテストや模試になると
全く解答が思い浮かばない
ということがありました。
今思い返すと原因はその"ただ過ごしている"
というところにあったのかなと思います。
さらにただ座っているだけでも
長時間その状態であれば疲労はするので、
勉強の効率は全くよくないのに
長い休憩をとってしまい、
勉強を再開するタイミングを失ってしまう
という悪循環に陥ることも度々ありました。
1時間を4つに分けて勉強する方法
そういったことを踏まえ、
浪人の頃は、先生に教えてもらった
効率の良い時間の使い方を実践しました。
それは
1時間を
25分・5分・25分・5分
というように区切って使う
というやり方です。
「25分勉強して5分休憩する」を
繰り返していくのです。
このやり方で3時間ほど勉強したら
15分くらいの大きな休憩をとっていました。
これは主に暗記の勉強をするときに
おすすめの勉強法です。
こまめに休憩を取ることで、
先ほど述べたような休憩時間の取りすぎや、
その他にも集中力の著しい低下
を防ぐことができます。
「時間を有効に使えてないなぁ」
という人には特に試してみてもらいたい
やり方なので、是非実践してみて下さい。
「勉強したのにもう忘れてる...」なんてことありませんか?
せっかく長い時間勉強したのに
次の日になったらほとんど覚えていなかった...
なんていう経験多いのではないかと思います。
これは
「勉強終わり!」
↓
「もう今日は勉強のことは一切考えない!」
となっていることが原因であると思います。
ではどうすればいいのか。
もちろん勉強を終えた後は疲れます。
勉強のことを考えたくなくなるのは
分かりますがもうひと手間加えてみて下さい。
「思い出し勉強法」
勉強したのに忘れてる...
を防ぐためのひと手間として
内容がしっかり身についたかを
チェックする勉強法を
紹介したいと思います。
「内容がしっかり身についたかを
確かめる」と聞くと大変そうな感じが
しますが、やり方自体は簡単です。
どのように確認するかというと、
「参考書を見ていない状態で自分がやった
内容を頭の中で思い出して説明する」
ということをするだけなんです。
私はこのやり方を
「思い出し勉強法」
と呼んでいます。
本当に自分で理解して覚えたことは
何も見なくても説明できるはずです。
例えば靴紐の結び方。
初めは誰かのを見たり
誰かに教えてもらったりしながら、
最終的には自分で失敗しながらもできるように
なったと思います。
そして今どうやるの?と聞かれたら
瞬時にとても分かりやすく丁寧に説明できる
と思います。
例えとして100点ではないかと思いますが、
勉強において覚えなければいけないことも
この靴紐の結び方と同じように、
瞬時にとても分かりやすく丁寧に説明できる
状態にするのがベストですが、
そのためにこの「思い出し勉強法」が
役立ちます。
私の場合は
自習室からの帰り道や、
お風呂に入っている時間、
飲食店で商品が提供されるまでの時間
など暇な時があればすぐに、
「今日はどこの範囲をやったっけ?」
「どんな文法がでてきたっけ?」
「この戦乱を起こしたのは誰で
どのような理由で起きたっけ?」
というように直前にやった勉強の内容
を何も見ずに、思い出して確認する
ようにしていました。
これで思い出せれば身についているという
証拠になるし、仮に思い出せなくても、
後から確認した時に、
普通に確認した時に比べて
記憶しやすくなります。
完全には思い出せなくても
断片的に思い出せているというのは、
完全に覚えるまであと一歩のところまで
来ているという証拠です。
そこでもう一度見直して
記憶を補強してあげると、
それが脳に濃く記憶されることになるのです。
もともと人間の脳は
生きていくために必要な情報以外は
すぐに頭から抜けていくようにできています。
受験で使う知識のほとんどはこのすぐに
抜けていく情報に分類されるでしょう。
ではどうやって長期的な記憶にするのか。
そこで重要なのが"何度も確認すること"
なのです。
何度も確認することで、脳は
「この情報はこの人にとって大切な
情報なんだ。とっておこう。」
という判断をし、長期的な記憶の部屋に
その情報を移すのです。
なのでこの「思い出し勉強法」は
この長期的な記憶を作るのに
とても有効な方法なのです。
ちなみにこの「思い出し勉強法」ですが、
意外と直前にやった内容でも思い出すのが
難しいので、是非実際にやってみて下さい。
私はこの「思い出し勉強法」のせいで、
中途半端に思い出したところは
気になって必ずすぐに確認しないと
気が済まないという良いクセが
ついたのでオススメです。(笑)
そしてこの「思い出し勉強法」の
良いところは机がなくてもできるという
ところです。
それどころか考えることさえできれば
どこにいてもできるんです。(笑)
余談にはなりますが私が実践していた
この「思い出し勉強法」の他にも、
勉強の内容によって勉強する場所を変えて、
その場所と覚える内容をリンクさせて
思い出しやすくする勉強法
など、暗記をするのに役に立つ
方法はたくさんあると思うので、
自分に合ったものを見つけることで
勉強効率のアップへ繋げてもらいたいと思います。
まとめ
今回は効率的な時間の使い方や
本当に内容が身につく勉強法を
紹介しましたが、
これを通して皆さんには
・勉強は内容が伴っていなければ
長時間やっても意味がない
・机に向かっている時だけが勉強じゃない
ということを分かっていただきたい
と思います。
特に「勉強」というものに抵抗がある人には、
今回のブログに載っているやり方を
実践してみて、少しでも現状を打開する
きっかけにして欲しいと思っています!
ありがとうございました!
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