こんにちは!
今日は【グローバル人材を目指す人にオススメの大学】をご紹介します。
外国語を使った仕事がしたい、海外の企業に就職したい、海外に住みたい、高い給料を稼ぎたい・・・そんな人にオススメの大学です。
文系の生徒だけでなく、理系の生徒にもオススメできる大学もあります。
海外志向の強い高校生の参考になれば幸いです!
早稲田大学 [国際教養学部] 偏差値70.0
早稲田大学の国際教養学部は、在学生の3割が海外留学生となっており、教員も海外出身の方が半数近くとなっています。
多文化の中で、様々な学生から刺激を受けながら国際感覚を身に付けられる環境です。
学内の共通語は英語で、もちろん授業は全て英語で行われています。
「英語を」勉強するのではなく、「英語で」勉強する学部と思った方が良いと思います。
また、英語以外の言語の習得にも力を入れており、トライリンガルを目指すこともできます。
日本人学生は卒業までに長期留学は必須で、海外の有名大学に留学するチャンスがあります。
ダブルディグリープログラムの制度があり、早稲田大学と海外の有名大学の学位を同時に取得するチャンスもあるようです。
充実した環境の中で、様々な刺激を受けながら勉学に励むことができれば、国際社会で活躍する人材になることができるでしょう。
やる気のある学生にとって、これほど素晴らしい環境はないですね。
国際基督教大学 [教養学部] 偏差値67.5
国際基督教大学、通称ICUと呼ばれる私立大学です。
この大学はかなり特色があり、入学時には専攻を決めず、大学での2年間の中でより深めたい分野を決定する仕組みになっています。
専攻の中には人文科学系だけでなく自然科学系(数学や物理など)も含まれているので、理系の受験生でも入学することができます。
少人数教育が行われており、一方的な講義ではなく対話形式のものが多いようです。
多くの講義が英語で行われているため、英語力が鍛えられることはもちろんですが、国際社会で通用する思考力や発想力が身に付けられる環境です。
留学は必須でありませんが、多くの学生が留学を経験しており、卒業論文を英語で書けるレベルの学生もいるようです。
入試方式も独特なため、合格するためには早くからの準備が必要だと思います。
国際教養大学 [国際教養学部] 偏差値67.5~70.0
秋田県にキャンパスがある公立大学です。
グローバル社会におけるリーダーを育成するための教育を行っており、授業は全て英語で行われています。
学生の4分の1ほどは海外留学生、教員の半数は海外出身のようです。
9割近い学生がキャンパス内の学生寮に住み、多国籍のコミュニティの中で過ごすことになります。
1年間の留学が必須となっていますが、語学留学ではなく、専門科目を英語で学ぶことになっています。
ハイレベルな英語4技能が身に付いていないとできませんが、もし1年間の留学をやり通せば、国際社会で活躍するための大きな自信になることでしょう。
卒業生の中には、国際機関や外資系企業、総合商社で活躍している人もいるようです。
立教大学 [経営学部 国際経営学科] 偏差値62.5~65.0
立教大学の国際系では異文化コミュニケーション学部が有名ですが、経営学部の国際経営学科も強みがあります。
こちらは語学力と共に、国際社会で通用するビジネススキルを身に付けられるカリキュラムになっています。
授業の約70%程度で行われ、実在の企業の課題の解決策を検討したり、ディベートやプレゼンテーション型の授業など、国際舞台でのビジネスで役立つ実学の側面が強くなっています。
受験勉強とは違った意味で中々にハードな環境ですが、主体的に取り組むことができれば間違いなく鍛えられるはずです。
また、海外留学プログラムや海外インターンシップの取り組みも充実しており、モチベーションの高い学生にとっては、大いに成長できる環境と言えるでしょう。
グローバル企業への就職や、起業などに関心がある生徒にオススメです。
千葉大学 [国際教養学部] 偏差値60.0
2016年に国立の千葉大学に設置されたばかりの新しい学部です。
文系理系の枠にとらわれず、地球規模の課題に対して解決策を模索していくという、課題解決型の授業が行われています。
「国際」や「教養」という名称の学部は他大学にもよくありますが、学べることは文系(人文科学)の内容ばかりということはよくあります。
千葉大学の国際教養学部では理系(自然科学)の授業も受講することができ、より多角的な視点から社会問題解決について研究する環境が整っています。
これまでに紹介した大学と異なり、"問題解決のための学び"が重視されており、英語で行われる授業ばかりというわけではありません。
卒業までに留学は必須となっていますが、1ヵ月程度のものが多いようです。
まだ歴史の浅い学部なので、これからの動向に注目です。
芝浦工業大学 [システム理工学部] 偏差値50.0~55.0
芝浦工業大学は理系単科大学の中でも、特に国際化に力を入れている大学です。
その取り組みの一環として、システム理工学部に「国際プログラム」と呼ばれるものがあります。
こちらはシステム理工学部に入学後に、希望者が所属できることになっています。(定員あり)
国際プログラムの学生は1学期以上の海外留学が必須となっており、さらに英語で開講されている科目の受講に加え、卒業研究を英語で実施することになっています。
一般的な理系の学生と比べるとかなりハードルは高くなりますが、在学中の留学や英語での研究を通じて、かなり鍛えられることは間違いありません。
元々芝浦工業大学は就職に強いことは有名ですが、国際プログラムを卒業することで、さらに語学力でも強みをアピールできると思います。
大企業には海外と取引がある企業は多く、語学力があり、国際的に活躍できる理系人材は非常に需要が高いです。
グローバル人材を目指すみなさんへ
グローバル人材とは、一言で言えば「世界を相手に事業を展開できる人」のことです。
例えばみなさんが将来、外国にハンバーガーショップを展開することになったとしましょう。
みなさんならどのようなアイデアで、ハンバーガーショップを拡大していくでしょうか。
当然ですが、国や地域によって食文化は全く異なります。
さらに、食文化とは別に宗教的に提供することができない品目もあります。(イスラム圏:豚 インド:牛 など)
そのため、マクドナルドは現地に合わせたオリジナルメニューを作って提供しています。
国によって法律や税制度も違うため、日本と同じやり方で出店することはできません。
・・・このように考えると、異文化圏で事業を拡大することは並大抵ではないことが分かると思います。
そうした様々なハードルを乗り越えて、世界を相手に事業を展開する能力を持つ人が"グローバル人材"です。
高い語学力はもちろんのこと、文化・経済・政治など幅広い面での教養が求められるのは分かるかと思います。
このような能力を身に付けるためには大学入学後に相当な勉強が必要ですが、一般の会社員よりずっと高収入を得ることができます。
上に挙げたような大学(学部)に進学し、充実した環境を利用して主体的に取り組むことで、グローバル人材に近づけるのではないでしょうか。
将来、海外で活躍したいみなさんはぜひ、高い意識と目標を持って頑張って欲しいと思います!