こんにちは!
校舎長の新井です。
さて、今日のテーマは【定期テストで学年1位を取る方法】です!
みなさんの中には、推薦狙いなどで定期テストで高得点を取りたい人もいると思います。
どうせなら高得点でなく学年1位を狙いたいという向上心の高い人もいるかもしれません。
「1という数字のインパクトは、人間を劇的に成長させる力を持っている」というドラゴン桜の名言もあります。
私も高校1年の定期テストの英語、数学、化学で学年1位を取れたことが、自信になったのを覚えています。
定期テストの成功をきっかけにして、受験勉強もやれるという気持ちが生まれたのです。
高校生だけでなく、中学生にも役に立つ内容だと思います!
これで学年1位も夢じゃない!?
①先生ごとの特徴・傾向をつかむ
定期テストは学校の先生が作っているので、先生によって問題が違います。
授業で配布したプリントから多く出す先生もいれば、教科書の例題や傍用問題集、授業ノートから出す先生もいることでしょう。
難易度の高い問題をバンバン出す先生、教科書レベルの問題が多い先生など。
その先生の特徴・傾向をつかむことが大事です。
そのためにも、毎回の定期テストの問題は捨てずに取っておいてください!
特徴や傾向をつかむのは、ヤマを張るためではなく、より万全を期すためです。
定期テストの勉強計画を立てる時は、前回の定期テストの問題を考慮しながら立てていきます。
「この先生ならこの問題は出しそうだな・・・」
といったことが、意識していれば案外見えてきたりするものです。
勉強時間は無限にあるわけではないですから、限られた勉強時間の使い方を決めるために、先生の特徴や傾向をつかむことは非常に重要です。
②テスト勉強の計画を立てる
通常、テスト2週間前くらいになったらテスト範囲表が出されます。
テスト範囲表と先生の特徴・傾向を照らし合わせて、テスト勉強の計画を立てていきます。(範囲表が出される前に、範囲に含まれると分かっているものは始めてしまっても良いです)
計画は、仕上がった状態から逆算して立てていきます。
仕上がった状態=テストで高得点が取れる状態にするための課題をリストアップして、1つずつこなしていくのです。
「今日は数学を何時間勉強する」ではなくて「今日は教科書何ページの章末問題を全て自力で解ける状態にする」というのが正しい計画です。
基本的には、理解を要する教科(数学、理科など)を前半に、暗記主体の教科(英語・社会など)を後半に取り組むことをお勧めします。
暗記物を早くやってしまうと、暗記をキープするための復習時間が余計に必要になるためです。
また、復習も計画の中に必ず組み込んで下さい!
問題集でもプリントでも、一度で完璧にできることはまずないと思います。
人間は誰でも忘れますから、1回勉強したものをさらに固めていく復習時間が必要です。
私の場合は、定期テスト3日前までにテスト範囲を一度は仕上げて、それ以降は全て復習というスタイルでやっていました。
このやり方は自力で編み出したわけではなく、中学時代に学年1位の常連だった友人に聞いたものでした。(彼は現役で群馬大学医学部に進んでいます)
テスト勉強の計画は時間割のようにきっちり決めるのではなく、大体で良いので、毎日の勉強の進み具合を見ながら調整していってください。(計画通りに進むことはないからです)
③覚えなければ点は取れない、とにかく覚える!
定期テストで点数が取れない人たちの大半は、点数に直結しない勉強をしているように思います。
例えば、教科書やプリントにマーカーを引く人。
マーカーを引くだけでは内容は頭に入りませんし、どこが重要かなんて読んだだけで分かるのでしょうか。
定期テストで上位を狙うなら、範囲に指定されているところは全て重要だと思ってください!
あとは、教科書のまとめをする人。
書くことで思考が整理される効果もなくはないですが、コスパの悪い勉強法だと思います。
最終的には自分の頭の中に知識を残さなければいけないわけですから、もっと暗記に時間をかけるべきです。
極端な話、テスト範囲に指定されている教科書、プリント、問題集などを何度も繰り返して暗記してしまえば定期テストは高得点が取れます!
もしテストが教科書、プリント、問題集などの持ち込み可だったら、恐らくみんな高得点が取れますよね。
だったら、それらの内容を丸ごと覚え込んでしまうのがてっとり早く高得点を取る方法なわけです。
ここでの暗記というのは、関連付けによる暗記です。
歴史で人名だけ暗記しても忘れやすいですが、その人物がやったことやその動機・背景まで覚えておけば、他の知識との関連付けで記憶が強化されます。
教科書の太字だけ覚える、というのは逆に忘れやすくて効率が悪いんですね。
そうしておくことで、記述式など色々な問題に対応できるようになるメリットもあります。
数学や理科などは、まず頭で覚え、次に身体にしみこませます。
問題ごとの解法のポイントをまず覚えて、その後に繰り返し解くことによって定着させます。
問題を見た瞬間に解法が浮かび、すぐに解答にたどり着けるレベルになればもう万全です。
④効果的な復習の方法
定着のために復習が重要であるとお伝えしましたが、効果的な復習の方法をお伝えします。
問題集であれば、普段から問題に〇△×のような印をつけていきます。
〇-自信を持って解ける(解き方を説明できる)
△-途中で手間取ったor説明する自信がない
×-解けなかった
繰り返す時は△や×の問題を中心に解いて、解けるようになったら〇をつけます。
最終的に全ての問題に〇がつくようになればOKです。
暗記物も同じ要領で、このように印をつけながら取り組んでいきましょう。
例えば教科書何ページの内容を、教科書を閉じた状態で説明できるようになったら〇。
プリントを裏返した状態で、内容を全て説明できるようになったら〇、など。
繰り返す度に△や×を減らしていき、最終的に全て〇になればOKです。
単純な方法ですが、自分の苦手な問題ほど繰り返しやることになる点で、限られた時間を効率的に使うことができるので非常にオススメです!
⑤即答できるレベルに仕上げる
出題されると分かっている問題、見たことのある問題は瞬殺できるようにしてください!
時々、テストの問題量が多くて終わらなかったという人もいますが、それは準備不足です。
テスト本番に、じっくり考えているようではいけません!
テスト勉強の段階で、即答できるようにしておきましょう。
小学校でかけ算九九を暗記した思いますが、「七六・・・」とつっかえながら答えを出しているレベルではまだ不安ですよね。
一の段から九の段までつっかえることなく、通して正解できるまで何度も繰り返せば計算も速くなります。
初見問題は仕方ないとして、出題可能性の高い問題や知識問題は即答できるようにしておけば、問題量が多くても対応できます。
本番を想定した準備は、定期テストだけでなく入試本番でも非常に重要です。
・・・いかがでしたか?
武田塾では、受験勉強はもちろんのこと、定期テスト勉強のサポートも行っています。
気になる方はぜひ一度、武田塾上尾校の無料受験相談にお越しください!