受験相談の声

"最新の大学受験情報"をお伝えします!【武田塾上尾校】

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こんにちは!

武田塾上尾校の新井です。

さて、今日のテーマは【最新の大学受験情報】です。

ここ数年の間に、大学入試の仕組みは大きく様変わりしました。

共通テストのスタート、総合型選抜の拡大、英語外部試験利用入試の拡大、学習指導要領の改訂、私立大学の定員厳格化(緩和)など、めまぐるしい変化が起こっています。

このような状況の中で、受験生(保護者)間の情報格差が広がっており、情報不足で損をしている生徒やご家庭が増えたと感じています。

そこで今日は、【最新の大学受験情報】をテーマに、近年の大学受験トレンドをお伝えしていきたいと思います!

生徒、そして保護者の方々にもぜひ読んでいただきたい内容です。

役に立つ内容になっていますので、最後までご覧ください!

トレンド①~志望校決定が遅いと大きく不利になる~

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一昔前の受験生は、志望校決定が遅かったとしても、それほど大きな影響はありませんでした。

どの大学でも、基本的に似たような入試を実施していたからです。

しかし、最近では事情が全く異なります。

上智大学や立教大学のように、一般入試で英語の試験が廃止され、代わりに英語外部試験のスコア提出が必要になった大学、青山学院大学のように、共通テスト+独自試験(小論文や総合問題など)での選抜を行う大学など、大学ごと、あるいは学部ごとに入試内容が異なるケースが増えてきました。

そのため、それまでよりも早く志望校を決定し、その大学の入試方式に合わせた勉強をする必要性が出てきました。

ではいつまでに志望校を決めるべきでしょうか?

個人的には、GMARCH以上の難関大学志望なら、高2の夏までに決定することを勧めます。

国公立、私立の選択も早いに越したことはありません。

受験する全ての大学を決定する必要はありませんが、上位3校程度まで決めておくと、その後の戦略が立てやすくなってきます。

志望校を早めに決定することで「やるべきこと」と「やらなくてよいこと」を選別し、「やるべきこと」に時間を集中的に投資するのが、現役で志望校に合格するコツです。

以前とは異なり「まだ1年生」「まだ2年生」と言えない状況になってきています。

高3になってから真剣に志望校を考えたり、オープンキャンパスに行っているようでは遅いです。(併願校を調べる分にはいいですが)

そのことに気付いている生徒やご家庭は、早い段階から大学の情報収集を進め、有利な状態を作って受験学年を迎えているのです。

トレンド②~英語外部試験のスコアがないと不利になる~

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英語外部試験を受験し、目標スコア(級)をクリアした状態で大学受験することは、もはや当たり前と言える状況になってきています。

前述の上智大学、立教大学などは英語外部試験がほぼ必須となっていますし、東洋大学、専修大学などもすべての学部で英語外部試験による得点換算があります。

その他、英語外部試験のスコア(級)に応じて加点されたり、英語の試験が免除される大学もあります。

一般入試だけでなく、総合型選抜や公募推薦でも英語外部試験のスコアが有利に働く場面は増えてきています。

それから、一部の大学では、英語外部試験のスコアを持っていなければ、実質合格不可能に近いところも出てきています。(受験すること自体は可能なので、知らずに受験した生徒はほぼ確実に不合格になります)

最近の入試は、本番当日にスタートラインから勝負を競うのではなく、それまでに英語外部試験のスコア(級)で有利なポジションを確保しておき、先行逃げ切りを狙うのが主流です。

高3になってから志望大学の入試の仕組みを調べ、そこで英語外部試験のスコア(級)の重要性に気付いて勉強を始める人のでは遅いです。

難関大学に合格する人は、高1・高2の内に(あるいはもっと前から)準備をして、英語外部試験の目標スコア(級)を確保しています。

今後さらに、この傾向が強まっていくはずです。

早慶、上位国公立レベルの難関大学志望者は高2までに準1級、MARCHレベルまでの大学志望者は高2までに2級を目標にしてください!

トレンド③~総合型選抜はチャンスもあるがリスクも大きい~

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総合型選抜では、志望理由書、面接、小論文、プレゼンテーションなどを通じて思考力や表現力、学習意欲が評価されます。

一般入試のような学科試験は課されない場合が多く(※課されても基礎的な問題が中心)、学力に自信のない生徒にもチャンスがあります。

ただ、総合型選抜だけに望みをかけることは非常にハイリスクです。

総合型選抜の場合、学科試験のように採点基準が明確ではないため、合格の見通しが立ちにくい場合が多いからです。

毎年秋によくお問い合わせをいただくのが「総合型選抜に不合格になってしまいましたが、これからどうしたらいいですか?」というものです。

この場合、現役にこだわるなら妥協して確実に合格できる大学(ボーダーフリーかそれに近い大学)の総合型選抜を受け直すか、一般入試に切り替えて受験するかの2択になりますが、一般入試に切り替えたとしても、それまでにほとんど受験勉強をしていない生徒が多く、厳しい勝負になります。

公募推薦や指定校推薦の場合にも共通する話ですが、本命が「ダメだった場合」にどうするかを考えておくべきです。

個人的には、総合型選抜や公募推薦は「ダメもと」で受験するべきものだと思っています。

あるいは、最初から総合型選抜や推薦の可能性を捨てて、一般入試に賭けるのも戦略の一つです。

総合型選抜にしても公募推薦にしても、受験期の夏~秋にかけて少なからず時間を取られるため、一般入試の受験勉強が滞る例も多く見てきています。

一つの目安として、日東駒専、私立女子大が第一志望の場合、総合型選抜や公募推薦を受験した方が良いと思っていますが、それ以上のレベルの大学を志望する場合は、一般入試を基本路線として準備するべきだと思っています。

トレンド④~現役志向で浪人生が激減、一方でチャンスも増加~

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30年前、年間20万人近くいた浪人生の数は、今や年間7万人程度となり、およそ3分の1に減ってきています。

現役志向が強くなっている原因はいくつかありますが、端的に言うと

「それほど頑張らなくても、選ばなければ現役で大学に合格できるようになったから」

という事情が大きいと思います。

昔は、大学受験に全滅して浪人せざるを得なかった生徒も多数いたのですが、今は併願戦略を工夫すれば、全落ちは防げる状況です。

ただし、これは下位の大学の話であって、私立上位大学(MARCH以上)や国公立大学の場合は、それほど甘くはありません。

しかし、浪人生という受験のライバルが大幅に減っているのは事実であり、そこから導き出される結論は、

「上位大学合格のチャンスは以前より拡大している」

ということです。

英語外部試験や共通テスト対策など、受験生の負担は以前よりも増していますが、高1~高2の早い段階から準備を進めている生徒やご家庭の多くは、現役で上位大学に進学できている印象です。

また、ライバルが減った分、浪人生にも逆転合格のチャンスは増えてきていると思います。

つまり、時間をかけてしっかり対策をすることができれば、競争率は下がっている分、上位大学に合格できる可能性は大きくなっています。

今の状況は、ちゃんと勉強している高校生(浪人生)にとってはチャンスです!

トレンド⑤~入試方式の多様化で受験戦略が複雑化~

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最近の大学受験の仕組みはかなり複雑化しています。

大学受験のプロでさえ入試制度の詳細を把握しきれていないケースがあるので、普通のご家庭はなおさらだと思います。

例として、青山学院大学の社会情報学部の入試制度をご紹介します。

青山学院大学の社会情報学部には、一般入試だけで10の入試方式があります。

①全学部A方式 ②全学部B方式 ③個別A方式 ④個別B方式 ⑤個別C方式 ⑥個別D方式 ⑦共テ利用3科目型 ⑧共テ利用4科目型A ⑨共テ利用4科目型B ⑩共テ利用5科目型

1つの大学の、1つの学部にこれだけの入試方式があるのです。

この学部は文理融合型なので、文理どちらの生徒も受験できるようにこのような方式になっているのですが、それにしても多いです。

各方式の詳細は書きませんが、共通テストの受験が必要になる方式、共通テストの受験が不要な方式、総合問題が出題される方式、数学Ⅲまで使う方式、数ⅡBまでで受験できる方式、などに分かれています。

この他に、英語外部試験利用型の入試方式がある大学もあります。

結局どれを受験すればいいの?という話ですが、これは1つの大学の入試方式の比較で済む話ではなく、生徒の学力と、他大学の入試方式も含めて検討する必要があるため、容易に結論は出せません。

偏差値のほとんど同じAとBの大学があったとして、A大学の方は通常の3教科入試であるのに対し、B大学の方は外部試験のスコアによる得点換算がある場合などは、その生徒の外部試験のスコアが高ければB大学の方が有利になりますが、低ければA大学の方が対等な条件で戦えます。

つまり、入試方式が多様化したことで、一人ひとりの生徒に応じた個別の受験戦略が必要になってきているのです。

武田塾上尾校では、毎年秋には受験生一人ひとりの併願戦略をかなり時間をかけて検討しています。

今や、情報と戦略が大学受験を大きく左右する時代になっています。

まとめ:情報戦を制して、戦略的に大学受験を勝ち抜こう

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今回お伝えした大学受験情報はほんの一部であり、大学別の入試方式、入試傾向など踏み込んだ話をするともっと複雑になります。

特に保護者の方にお伝えしたいのは、昔の大学受験の常識が今では全く通用しなくなってきているということです。

過去の受験経験をもとに物事を判断するのは非常に危険です。

生徒のみなさんも、日々勉強だけしていれば良いというわけではありません。

早めに志望校を決定し、合格までにやるべきことの総量を正確に把握し、早い段階から合格に向けた準備を戦略的に進めることが大事になってきます。

実際、大学受験の世界で非常に大きな情報格差が生じています。

一方、このように大学入試が複雑化したことで、一般的にはあまり知られていない穴場の入試方式や、逆転合格のテクニックが増えてきました。

大学受験の仕組みを正しく理解することは、授業よりも遥かに重要です。

生徒、保護者のみなさんにお伝えしたいのは、信頼のおける「大学受験のプロ」を見つけて、その人から正しい受験情報を得るべきだということです。

それも、なるべく早い段階から戦略的に行動できるかどうかが、大学受験の合否を左右する時代になってきました。

大学受験は今や激しい「情報戦」です!

 

・・・いかがでしたか?

大学受験に関する正しい情報を早めに収集して、戦略的に行動する・・・。

これができた生徒とご家庭だけが上位大学への合格を勝ち取っていく時代になりました。

大学受験専門である武田塾上尾校においても、情報収集と分析には力を入れています。

興味のある方は、ぜひ一度武田塾上尾校の無料受験相談にお越しください!

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武田塾上尾校
TEL:048-871-5990
Mail:ageo@takeda.tv

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