受験相談の声

8か月で芝浦工業大学行けますか?【大学受験予備校の武田塾上尾校】

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こんにちは!

武田塾上尾校の新井です。

そろそろ夏が近づいてきましたね!

このところ無料受験相談のお問い合わせが増えてきています。

受験生が部活引退のタイミングでもあるこの時期は例年、受験相談が多い時期です。

中には「今からで間に合うのか」と心配している人も多いようです。

そこで今日は、最近の無料受験相談の事例を検討してみたいと思います!

無料受験相談ではこんな感じのアドバイスがもらえるんだな、とイメージしながら読んでいただければ幸いです。

相談生徒の学力状況

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・第一志望は芝浦工業大学(機械系や電気系志望)

・偏差値50台の高校の普通科の生徒

・部活動を引退したばかり

・これまでは定期テスト前に少し勉強する程度で、受験勉強はこれから

・定期テストの順位は真ん中やや下くらい

・学校の数学は数Ⅲの極限、物理は力学の単振動を学習中

芝浦工業大学の学校推薦枠は取れそうにない

・進研マーク模試の英数理(物)で偏差値40台半ば

・受験勉強に対するやる気は高い

芝浦工業大学の入試概要

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芝浦工業大学は大宮にキャンパスがある理工系大学で、大手企業への就職率も良好で理系の生徒には人気の大学です。

難易度的にはMARCH理系と同等かやや下回るレベル。(建築学部と情報工学科はMARCH上位レベル)

一般選抜の入試方式は、前期・統一・後期・外部検定利用・共通テスト利用

前期は英+数(IAⅡBⅢ)+理の3教科受験が基本で、配点は100点×3の300点満点。

合格最低点は学部学科によってかなり違いますが、電気工学科ならトータル6割取れれば十分合格ラインです。

共通テスト利用入試は、英200(※リスニング100)数IA100 数ⅡB100 国(現)100 理100の600点満点で、合格するには電気工学科なら65%以上は欲しいところです。

芝浦工業大学の出題傾向

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※2025年入試から英語の個別試験が廃止され、共通テストの結果か英語外部試験のスコアを活用すると大学から発表がありました。

以下の内容で入試が行われるのは2024年入試までとなります。

英語は例年大問7~8題で制限時間90分。

回答はマーク・記述併用。(大半がマーク)

文法・語法・会話問題が多い傾向があります。

長文は最後に1題あるだけで、その長文の中でも文法や語法を問う問題が出題されています。

一問の配点は大きくありませんが、その分問題数が多くなっています。

数学は例年大問4題で制限時間90分。

回答は記述形式。(過程も含めて全記述の問題と、答えだけ記述する問題がある)

微積・極限・複素数など数Ⅲ範囲は頻出で、その他には確率・ベクトル・数列などが多めです。

一般的な問題集に載っている典型問題を、少しだけひねりを加えたような問題が多いです。

理科は物理4題、化学4題の計8題から4題を選ぶ仕組みで、制限時間90分。

国公立志望者で理科2科目を勉強してきた受験生は物理・化学から好きな分野を選んで回答できますが、私立専願者は自動的に4題が決まります。

回答はマーク・記述併用。

力学・電磁気は毎年必ず大問で1題ずつ出題されており、その他に波動・熱力学など。

原子は大問では出ていませんが、小問で時々見られます。

問題設定が複雑なものが多く、正しく理解できていないと解けません。

年によって難易度の差がかなりありますが、化学よりは物理の方が難しい印象です。

物理が難しい年は、恐らく物理で大きな差はつきません。

難問を解ける力を身に付けるよりは、取るべき問題を確実に取れる確実性を身に付けた方が良いです。

芝浦工業大学合格のための戦略

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英語は英単語・英熟語・英文法の暗記が固まっていれば安定して高得点が可能

よって、本番では英語で得点を稼ぐことを想定。(8割以上を目指す)

数学、物理は安定して高得点を取ることは難しいが、取れる問題を確実に取れれば合格点を超えることは可能。先取りをして早めに全範囲の基礎を固めた後で、過去問をやり込む。

・時間が足りない場合、数学は微積、ベクトル、確率、物理は力学・電磁気を中心に勉強する

芝浦工業大学の共通テスト利用入試は意外と穴場一般選抜狙いであっても一応国語は受験した方が良い。

芝浦工業大学合格のための学習計画

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【夏休み終わりまでにやるべきこと】

・数学は『基礎問題精講』のⅠA・ⅡB・Ⅲを完璧にする。

・英語は英単語・英熟語・英文法(『vintage』のような文法網羅系)を各一冊ずつ完璧にする。(余裕があれば英語外部試験を受けておく)

・物理は『秘伝の物理』のような解説の詳しい参考書・問題集を一冊仕上げる。

【夏休み以降~11月くらいまでにやるべきこと】

・数学は『重要問題集』を仕上げる。計算問題が苦手ならば『合格る計算』の必要な単元のみ追加で取り組む。

・英語は英単語・英熟語・英文法の復習をしつつ長文の音読・シャドーイングを継続して行う。

・物理は『良問の風『入試標準問題集』『物理良問問題集』などで演習量を確保する。(※時間がなければ力学・電磁気優先でもよい)

【11月以降にやるべきこと】

過去問演習。同じ年度でも過去問は複数日程分あるので、なるべく多く解く。最低10回分。

時間を測って解き、繰り返し復習する。苦手な単元は過去の参考書や問題集に戻って復習。数学は記述式問題の書き方に慣れていく。

・共通テスト対策。過去問および、予想問題集を時間を測って解く。

ゼロから8か月で芝浦工業大学は十分可能

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偏差値40台から8か月で芝浦工業大学は十分射程圏内です。

ほぼ同レベルのMARCH理系と比べても入りやすい印象です。

実際、上尾校では8月頭スタートから、約半年で合格した生徒もいます。

しかし、もちろん楽ではありません。

この生徒が越えなければならないヤマは3つあります。

①夏休みに集中的に時間を取り、先取り学習をすること。

②『基礎問題精講』『秘伝の物理』『Vintage』のような問題集を、「本当の意味で」完璧に仕上げること。

③ハイペースで日々の学習を継続すること。

①は、多くの公立高校の生徒に共通しているヤマです。

全範囲の基礎を固めた後で、過去問演習の時間を十分に確保することが合格のカギになりますが、学校の授業ペースに合わせて勉強していると、どうしても過去問に取り組む時間が足りなくなります。

一般選抜での受験を決めた受験生は「学校のペースに合わせる」意識を今すぐ捨ててください。

みなさんの目標は「学校のペースに合わせる」ことではなく、志望大学に現役合格することのはずです。

先取り学習をして早めに全ての範囲を終えて、過去問演習の時間を十分に取ることで、合格可能性は圧倒的に高まります。

②も①と同じく、過去問演習に入る前に基礎を万全に固めるという意味です。

色々な参考書・問題集に手を出すよりも、質の良いものに絞って繰り返し、どの問題を聞かれても正解できる、解き方を説明できる状態を作ること。

英単語や英熟語であれば、単語や熟語を見て0.5秒以内に即答できる状態にしておくこと。

基礎を万全に固めるとは、このような状態を指します。

③も多くの受験生に共通する悩みでしょう。

時間的余裕が少ない中では、いかに毎日勉強するかが重要になります。

この生徒の場合、最低平日5時間、休日12時間は必要だと思います。

本当の意味で物事を習慣化するには、3か月は継続しなければならないと言われています。

・毎日、時間を測って勉強する(効率を意識するため)

・家で集中できないなら、塾の自習室で勉強する

・一つの場所で継続するのが難しければ、複数の勉強場所考える

このような工夫をして、ハイペースで勉強を継続する習慣を身に付ける必要があります。

一番良いのは「勉強しなければならない状態に追い込む」ことです。

この3つのヤマを超えられれば、この生徒の現役合格は濃厚だと思います。

 

・・・いかがでしたか?

このように、武田塾上尾校の無料受験相談では、過去の入試データ、入試問題分析をもとに、一人ひとりの逆転合格計画をお伝えしています。

日々の学習計画はもちろん、生活リズムに関することまでアドバイスしています。

受験勉強にお悩みの生徒は、ぜひ一度武田塾上尾校の無料受験相談にお越しください!

あなたに合った勉強法を教えます!

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