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【TEAP受験者必見】TEAP4技能別対策法を経験者が語ってみた

こんにちは!武田塾です。

今回は TEAPの対策方法についてお話ししていこうと思います。

 

TEAPは主に上智を志望している人が受けるための試験ですが、ネットにはあまりTEAPの対策方法が載っていなくて困っている人も多いはずです。

というのもTEAPは問題が試験終了後に回収されてしまうため、過去問が全く出回らないのです。 僕も当時は全然情報がないまま試験を受けなくてはいけなかったので戸惑っていたのを今でも覚えています。

そこでTEAPで311点をとり、TEAP利用型で上智大学経済学部経営学科に受かった筆者がTEAPの対策方法をお伝えしていこうと思います。

 

TEAPはReading、Listening、Writing、Speakingの4項目の実力を試すものですが、4つよも配点が同じであるため、全ての項目に置いて一定のスコアを出さなくてはいけません

そこで、今回の記事ではReading、Listening、Writing、Speakingを別々に対策方法を伝授していこうと思います。

 

 

Reading

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まず、気になる単語レベルですが、シス単やターゲットなどの基本的な単語帳を一冊仕上げれば十分対応できます。

しかしそれとは別に、グラフの読み取り問題が出てくるので「差を表すby」などのグラフ特有表現を覚える必要があります。

 

Listening

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読み上げられる速さは共通テストよりも少し速いといった感じです。

こちらも単語のレベルはそこまで高くないのですが、グラフの読み取り問題が出るのでグラフ特有の表現を覚えておく必要があります。

またTEAP特有なのが、三人での会話問題です。この形式は共通テストや英検では見ないので戸惑う人がいるかもしれません。

 

リスニングを苦手とする人が多いのですが、リスニングの勉強に近道はありません。

僕が思うに、リスニング力を上げるための一番楽な方法は、移動中に英語の音声を垂れ流しにすることです。

別に音声に集中する必要はなく垂れ流しているだけでいいのでかなり楽です。

 

僕は音読用に使っていた速読英単語の文章を塾から帰る時に垂れ流すということを浪人時代の夏休みから始めました。

僕は元々リスニングが大の苦手で現役時代の共通テストは58点しか取ることができなかったのですが、浪人時代の共通テストでは92点を取ることができましたし、英検準1級では得点源になりましたし、TEAPでも足を引っ張らない程度には取ることができました。(TEAPで何点取ったかは覚えてないですが、7割後半から8割前半だったと思います。)

 

Writing

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WritingはTEAPの4つの技能の中で一番得点にしやすいので9割を狙いたいところです。

もちろん対策すればの話ですが…

 

TEAPのWritingは全部で2問あり、一見難しいように見えますが型は毎回決まっているため、その型を覚えてしまえば簡単です 。

関正男さんが書いた「TEAP攻略問題集。」を使って使える表現をまるパクリして使っていきましょう。

 

大問1では、あるものメリットとデメリットが説明された文章を要約するという問題です。

これは急に解けと言われたらかなり難しいと思いますが、対策すれば何も怖くありません。

というのも、最初の2文や最後の文章は関正男さんの「TEAP攻略問題集。」を一字一句真似して書けばいいからです。

文章の真ん中の部分も基本的にはこの参考書に載っている表現を借りて書いていけば十分な点数がもらえます。

 

大問2はある団体が直面している問題に対する解決策が二つ書かれた文章を読んだ上でその文章を要約し、その上で自分はどの解決策がいいと思うかを述べるというものです。

これもなんの対策をせずに解けと言われたら超がつくほどの難問ですが、恐るに足らずです。

きちんと文章の核となる表現を抑えていけば何も怖くありません。

 

この二つの大問のどちらにも言えることですが、参考書の解答例を丸暗記してしまうことを強くお勧めします。

例え自分では覚える必要のないと思った文章だとしてもその文章をちょっといじるだけで使えるということはよくあることです。

このように勉強していけばWritingで9割を目指すことは何も難しくありません。

 

Speaking

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僕がTEAPで一番難しいと感じているのがSpeakingです。

マジで難しいです。帰国子女以外、答えられないんじゃないかというくらい難しいです。

英検のようにノリでなんとかいけるっしょという訳にはいかないですし、何よりも聞かれる質問が日本語でも答えるのが難しい質問ばかりされます。

 

僕が3回受験した中で覚えている範囲で実際に聞かれた質問を可能な限り紹介していきます。

「政治家の給料は彼の仕事の成果に応じて変えていくべきだと思いますか?」

「学校が終わった後も子供を監視するべきだと思いますか?」

「無政府主義はいいと思いますか?」

「宗教は平和に必要だと思いますか?」

どうですか?この問題を聞かれてすぐに答えられる自信がありますか?

 

ちなみに僕が実際に受けた時に僕が答えたのは、

「無政府主義はいいと思いますか?」に対しては、「歴史の中で多くの人が無政府主義を唱えてきたが成功した者は誰もいない」

「宗教は平和に必要だと思いますか?」に対しては、「日本人の多くは何も信じていないが日本に戦争はなく、世界の中で最も平和な国の一つである」と答えました。

 

これをとっさに答えた僕は我ながらなかなかの天才だと思います笑 もちろんこれが良い評価をもらえたかはわかりませんが…

難しい質問をされた時のポイントは具体例を答えて、だから自分の意見はこうなんだと主張すると少しは答えやすくなると思います。

質問は抽象的なので、具体例を解答根拠に持ってきてそれを抽象化してまとめるというのがポイントです。

 

一応ここにできる限りの対策を書きましたが、TEAPのSpeakingは一朝一夕でできるようになるほど甘くはありません。

普段からどの程度英語に触れているかがモロに出てくるテストといえます。

 

その一方で意外と採点は甘いのではないかと思います。

僕もSpeakingが全くできず、5割を切ったらどうしようと思っていましたが実際には7割後半くらいは取れていてなんとか耐えてくれました。

似たような感想はTwitterでも多く見られたため、Speakingの手応えがなくてもあまり気にしなくてもいいのではないのかなと思います。

 

TEAPはとても特別なテストであるため敬遠する人がとても多いです。

早稲田を目指す子も、滑り止めで上智を受けるという子はとても少なくみんな明治を滑り止めにしています。

僕の周りに早慶を目指している友達はたくさんいましたがTEAPを受けた人は僕だけでした。

そのため、TEAPにはチャンスがあると言えます。

もちろん手間はかかりますが、上智を志望している人、どうしてもMARCHよりも上の大学に行きたいという人はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

いかがでしたか?本記事の知識を、明日にでも活かして自分を変えていきましょう!

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