どーも武田塾です。
今回は初見の英文法を解けるようになにはどうすれば良いのかについてお伝えしていこうと思います。
もうすぐ夏ですのでそろそろ長文対策をメインにやっていきたいけど文法問題にまだまだ不安があるという方は多いはずです。
また、自分の受ける大学は文法問題が出ないから文法は捨てても大丈夫だと文法に問題意識を持っていない人も多いですが、文法問題が出ない入試でも長文の中で文法知識が問われます。
そのため早稲田、慶應を含め、全ての英語受験者は文法知識を勉強する必要があるのです。
この記事を読むことであなたが苦手としている初見の文法問題を得意にすることができます。
「文法問題集を何周もやったけど初見になると正答率が下がる」
「模試で文法問題の正答率が思いのほか低かった」
こんな悩みを抱えた人にはピッタリの内容となっていますのでぜひ最後まで読んでください。
原因1:問題を覚えてしまっている
『Vintage』、『NextStage』を何周もやっている人にありがちなのですが、問題を暗記してしまっていることが非常に多いです。 入試本番で参考書と全く同じ問題が出題されることはありません。
そのため、文法問題集の答えを暗記してしまっても残念ながら意味がないのです。
文法問題集を何周もすることを否定したいのではありません。
僕自身、vintageは10周くらいやったと思います。しかしただ何も考えずに解くというのは、やはり効率が悪いです。
解決策
文法問題を解くときに意識してほしいことは解いている時になんの知識が問われているのかを考えるということです。
「ああ、この問題は~ingと~edの違いを聞きたいんだな」
「この問題は仮定法の過去完了についての問題だな」
と考えてみてください。
この意識を持ちながら問題演習を進めていくと格段に初見問題への苦手意識がなくなっていくはずです。
それでも不安なら、別の参考書で初見問題を解いていくのが良いでしょう。
この時に選ぶ参考書は問題が単元順になってないのがいいです。
おすすめの参考書は『関正男の英文法ポラリス』シリーズや『英文法ファイナル』シリーズです。
『関正男の英文法ポラリス』シリーズのおすすめポイントは圧倒的なわかりやすさです。
この著者はスタサプでも大人気での講師であり、暗記ではなく理解による英文法力向上を目指しているのが特徴です。
また、レベル別に三段階に分かれているのでどのレベルの人でも使うことができます。
『英文法ファイナル』シリーズのおすすめポイントは使いやすさです。
この参考書の推奨ペースで進めれば、10日で終わらせることができます。
また、4択問題、並び替え問題など、様々な形式での問題が収録されているので色んな視点で文法力を高めることができます。
そして一番の特徴は弱点発見シートが入っていることです。
このシートに間違えた問題番号にマークすることで自分の弱点を炙り出すことができます。
ですので、このシートで自分の弱点を発見し、その弱点を『Vintage』、『NextStage』で復習するというやり方で勉強することができます。
原因2:知識不足
あなたが初見文法問題を解けない理由の二つ目は知識不足が考えられます。
「vintageを何周もしたから知識はもう十分だよ」
こうつっこみたい気持ちはわかりますが、少し待ってください。
『Vintage』、『NextStage』の語法の単元の、右ページにまとまっている暗記リストまでちゃんと覚えていますか?
実は語法という単元、苦手としている人がとても多いのですが一番出題される範囲でもあります。
特に、この動詞はどの前置詞とセットになりやすいとかは頻出ですが、問題として左のページに載ってないことがしばしばあります。
解決策
知識不足が原因の場合、その解決策は暗記しかありません。
とはいえ、左のページの暗記リストの内容って眺めていてもなかなか頭に入ってこないですよね笑
このような語法の知識を覚えるコツは一回で頭に叩き込もうとするのではなく、何回も見て頭に馴染ませようとすることです。
理想は毎日複数回『vintage』や『NextStage』を何回も開いて見ることを習慣にすることなのですが、毎日参考書を開くということを習慣にするのは難しいでしょう。
ここで僕が実際にやっていた方法を紹介します。
まず、覚えたい暗記リストをコピーします。代わりに自分でルーズリーフに間違えても構いません。
それをいつも自分が使ってる机に貼り付けてください。もしもそれが厳しいようでしたら、自宅のトイレに貼ってもいいでしょう。
とにかく、自分が1日に複数回目に着くところに貼るのがポイントです。
こうすることで、1日に何度も見ることができるため、楽に覚えることができます。
いかがだったでしょうか。
何度も『Vintage』、『NextStage』を解いでももあなたが初見の文法問題を解けない理由がわかったと思います。
最後におさらいです。
あなたが初見文法問題を解けない原因1:問題を覚えてしまっている
何度も同じ問題を解くことは無駄ではありませんがデメリットもあります。
解くときになんの問題かを思い浮かべたり、『関正男の英文法ポラリス』シリーズや『英文法ファイナル』シリーズを使って初見でも解けるようになりましょう 。
あなたが初見文法問題を解けない原因2:知識不足
『Vintage』、『NextStage』の問題になっていない部分も覚えていきましょう。
特に語法の分野は読解にも直結し出題頻度も高いため、注意してください。
おまけトーク
大学生になってもよく連絡を取り合っている僕と同じ高校出身の友達Yくんの話です。
Yくんは英語が僕よりも全くできず、高校3年生になっても何回も英検2級に落ちるほどでした。
しかもYくんは大学受験の一般受験をするつもりはほとんどなく、周りの生徒が受験勉強を始めても塾にも通わず、勉強は定期試験前にちょっとやるほどでした。
それなのにも関わらず、Yくんの定期試験の英語の点数はいつも90点を超えていて、いつも僕よりも良い成績を取っていました。
僕はYくんがなぜそんなに良い点数を取れるのか聞いてみました。
彼はこう答えました。 「vintageの問題丸覚えしたら定期試験は余裕だよ」
確かに定期試験はvintageと同じ問題が出題されるため、丸覚えは有効な手段なのかもしれません。
僕はvintageの問題を隠して4択の選択肢だけ見せて解いてもらいました。
なんと彼は4択を見ただけで正解することができたのです。
ちなみにYくんはこの参考書まる覚えで良い成績を取り続け、早稲田の推薦をもらっていました。
いやー、問題をまる覚えしても意味がないとお伝えしてきましたが、推薦狙いの生徒にとっては意味のある勉強法なのかもしれませんね笑
もちろん一般受験を考えている方はまる覚えはご法度です。
いかがでしたか?本記事の知識を、明日にでも活かして自分を変えていきましょう!
最後に、勉強にお困りの方へ、武田塾の無料サービス、受験相談をご紹介します!
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