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英語長文の日大レベル、MARCHレベルで躓く人の特徴とその解決策

どーも武田塾です。

順調な人はそろそろ日大レベルの参考書を終えて段階突破テスト(武田塾では各レベルを終えて人にそのレベルの過去問を解いてもらっています)を受けた人もいるのではないでしょうか。

まだ日大レベルの参考書を終えていない人は焦る時期ではないので高い完成度をキープした上で自分のペースでルートを進めてください。

この段階突破テスト、特に英語では躓く人が続出してしまっています。

今回は英語で躓いてしまっている人に向けた記事となっているので英語で壁にぶつかってしまっている人はぜひ最後まで読んでください。

 

 

特徴1:単語で躓いてしまっている人

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まず英文読解と切っても切り離せない関係にある英単語、きちんと覚えられているでしょうか。日大レベルであれば、ターゲットやシス単、LEAPなどの基礎的な英単語を一語一訳で十分足りるはずです。

しかし、英単語を見た瞬間に日本語が頭に出てくるようでないといけません。単語帳で勉強している時に順番で覚えてしまっていないでしょうか?

最悪、順番で覚えてしまっても毎日何回も繰り返せば瞬時に覚えられるようにはなります。しかし、なるべく根性論には頼りたくはないですよね笑 

なるべくランダムでアウトプットするのが効果的ですが、それにはアプリでランダムに出題してもらうのが効果的です。ターゲットには専門のアプリがあります。

また、苦手な単語だけをピックアップしてそれを単語カードにまとめ、定期的に順番を入れ替えるというやり方も効果的です。

 

特徴2:制限時間内で解き終わらない人

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読むのが遅くて時間内に解ききれない人は少なくないのではないでしょうか。特に共通テストの問題は時間が全然足りないなんて人も多いはず笑 

速読は一朝一夕で身に付くものではないので、速読を身に付けたいという悩みは全受験生が抱える悩みでしょう。実際に、大手予備校の教師のもとにもその手の質問は多く寄せられるそうです。

ズバリ、速読を身につけるのに一番有効な勉強法は音読多読です。近年、ほとんど全ての英語教師が音読の必要性を説いています。最近の長文参考書には音読しやすいように設計されていることからもその重要性が伺えます。

音読が効果的だということは皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。しかし、音読の効果が出るのは最低でも一ヶ月かかるため途中でやめてしまう人がとても多いのです。音読は効果が出るまで時間がかかるんだと割り切って継続してください。

自分の声と同じスピードで和訳が頭に浮かぶでしょうか。自分の声と同じスピードで構文が取れるでしょうか。まずはスラスラ和訳が頭に浮かび、同時に構文をとれるようになるというのが目標ラインです。

音読と弱冠被ってはいますが多読もまた大事です。

読んだ英語長文を最低でも10回は音読するようにしてみてください。(過去問演習では時間的に厳しかったので僕は特に出来の悪かった文章しかやってませんでした。)10回はあくまでも’最低’です。30回、50回読んでもかなりの効果があります。

そんなに同じ長文を読んで意味あるの?という声が聞こえてきそうですが実際に10回以上音読した人に聞くと、みんなが口をそろえて「何回読んでも新しい発見があった!」と言っていました。

 

特徴3:文構造の取り方が曖昧な人

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意外と時間がないと焦りがちな人に陥りやすいのが、精読を適当にやってしまっているということです。当然ですが、どんなに早く読めても意味を掴めていないことには点数が上がることは絶対にありません。

その意味の把握に最も大事なのが精読です。きちんとsvを取れているでしょうか?初見で読めた文章は把握できなくても、一回読んだ文章は絶対にsvを瞬時に把握できるようにして下さい

精読ができるようになると、わからない単語に出会った時にその単語が名詞なのか動詞なのか、あるいは形容詞なのかをわかるようになるので単語推測が大いに楽になります。

 

特徴4:英語長文の読み方をわかっていない人

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あまり参考書に書かれていないので、英語長文の読み方をきちんと理解できていない人は多いのではないでしょうか?英語にはワンパラグラフ・ワンアイデアという原則があって一つの段落には一つの主張しかないことが圧倒的に多いです。

さらに、英語圏では結論ファーストが好まれるため,一文目に筆者の主張が来る可能性が極めて大きいのです。つまり英語長文の一段落はほぼ全て、主張→具体例などの主張を補佐するもの、という構造で成り立っています。(早慶の中でもさらに難易度の高い英文では最初の一文目が極めて抽象的なため何を言っているのか全くわからず、2文目以降の具体例で最初の主張を推測しなくてはいけない場合もありますが...)

この事が分かれば、段落の最初の文章は特に丁寧に読まなくてはいけないということがわかるでしょう。ましてや段落の最初のHoweverを見逃すなど言語道断です。

日東駒専、MARCHレベルでは、Howeverから始まる段落の趣旨を選ばせるという問題がしばしばありますが、その段落を最後まで読まなくても,前の段落での主張の真逆がその段落で言いたい事なんだなと推測できてしまうわけです。

 

例:1段落目、多様性のメリットについて 

    2段落目、However〜.                       

                                                               

このような場合、2段落目にはどのような内容になるかわかるでしょうか?

ワンパラグラフ・ワンアイデア、結論ファーストの原則を使えば2段落目の内容は多様性のデメリットについてなんだなぁと読む前に推測できるようになるわけです。

もちろん決めつけは良くありません。あくまでも推測であるため、段落後半部分もきちんと読んでから決めつけるべきです。しかし、読む内容がある程度推測できれば確実に内容を掴む事が容易になるはずです。

実際、皆さんが英文を読むときも、よく知らない内容よりも知ってる内容や興味を持ってる内容の時の方がよく読めるのではないでしょうか?

またこれは現代文でもよく言われていることですが、接続詞には注意が必要です。順接接続詞(and, thereforeなど)の後には前の文章と同じ内容が、逆説接続詞(but, howeverなど)の後には前の文章と反対の内容がくるということを意識しておいてください。

こんなことは国語の先生も言ってるし、当たり前だよ!という言葉が聞こえてきそうですが、国語でできていることが英語になった途端にできなくなる人が多いので自分がそれに該当していないか確認してみてください。

 

まとめ

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いかがだったでしょうか?

英語長文の勉強をする時、丸つけの後がいかに大事かがわかるはずです。実際僕も英語長文の勉強時間は丸つけ後の方が圧倒的に長かったです。

英語長文で躓いてしまっている人は上の特徴のどれか、あるいは複数に当てはまっているはずです。長文問題を解いて、自分がなんで解けていないのかを分析し、この記事を参考にして勉強を進めて下さい。

 

最後におさらいです。

英語の日大レベル、MARCHレベルで躓いている人の特徴とその改善策

特徴1:英単語で躓いてしまっている人

まずは、単語帳1冊の一語一義を完璧にしましょう。順番で覚えてしまっていないか注意が必要です。苦手な単語は一箇所にまとめて何度も目を通すようにしましょう。

 

特徴2: 制限時間内で解き終わらない人

音読、多読を毎日やりましょう。一度読んだ文章は最低10回以上読むことにしましょう。(過去問は出来の悪かった文章のみでOK)1ヶ月くらいは効果が表れないため、途中でやめてしまう人が続出するのですが、皆さんは受験前日まで欠かさずやってください。

 

特徴3:文構造の取り方が曖昧な人

一度読んだ文章は瞬時にsvを振れるようになるまで復習して下さい。

精読は単語の意味推測にも大いに役立ちます。

 

特徴4: 英語長文の読み方をわかっていない人

ワンパラグラフワンアイデア、結論ファーストを知っているか知らないかで大きな差が出てきます。絶対視するのは良くないですが、意識することで内容の予測ができるようになります。また、接続詞(特に逆説接続詞)が出てきたら要チェックです。

 

おまけトーク

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僕は受験生時代(浪人)、毎日多読をやり続けていたため英語を読むのがかなり早くなりました。具体的には『速読英単語上級編』の英文の部分を2日で1周するということを夏休みから2月までひたすらやっていました。

おかげで、早慶の過去問をやっていて時間内に解き終わらないということは一度もないというレベルまで達することができました。僕は早稲田政治経済、教育、商、社会科学、 慶應経済、商、文、法を受験したのですが、受験本番ではどれも時間内に解き終えることができました。

しかし共通テストで僕は時間内に解き終えることができなかったのです。共通テストは内容が簡単で速読を極めている人なら対策しなくても満点取れるだろうと共通テストを甘くみていました。そして現役時代の共通テスト本番以降一回も解かないまま本番を迎えました。

しかし試験が始まると、意外と自信がない所がでてきて、普段よりも慎重になってしまっていたこともあり、文章をもう一度確認のために読むということを繰り返しているうちに解ききれないまま試験終了のチャイムが鳴ってしまいました。

多読をやれば皆さんも読むのが確実に早くなりますが、どれだけ自分のレベルより低い大学でも時間配分の確認は怠らないようにしてください。

僕の二の舞になる人が出てこないことを祈ってます笑 ここまで読んでくれてありがとうございました。

 

いかがでしたか?本記事の知識を、明日にでも活かして自分を変えていきましょう!

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