数学Ⅲはいつから始めればいいの?
大学入試問題の数学の中でも、特に出題頻度が高いのが、数学Ⅲの内容ですね。
理工学部や工学部・医学部などの理系学部を受験するのであれば、数学Ⅲの対策は必須です。
しかし!学校の授業が遅くて、数学Ⅲの全範囲を終わるのが9月になってから、下手すると11月まで終わらない!なんてことありませんか?
逆転合格を狙うなら、学校の授業が終わるのを指をくわえて待っていては間に合いません!そうなると数学Ⅲを独学で進めなければいけませんが…
実は、数学Ⅲを独学で進めるのはちょっと大変です。汗
そこで、数学Ⅲはいつから始めればいいのか、どのように進めればいいのかを解説します♪
始める時期は?
まず始める時期ですが、結論から言いますと、”早ければいつ始めてもOK!”です。
特に大学の個別入試問題に、数学Ⅲが多く出題される場合は、早めに始めるに越したことはありません。
しかし、一つだけ、始めてはいけないタイミングがあります。
それは…
数学ⅠA・ⅡBが完璧になっていないとき
です!
数学Ⅲの内容には、数学ⅠA・ⅡBがわからないと進められない分野が多く含まれています。
例えば、微分積分の範囲は大半を占めますが、sin cosなどの三角関数や、 logといった対数関数の微分積分が出てきます。三角関数や対数関数を知らないとできないですよね?
さらに、極限の分野では、数列の極限という単元がありますので、数学Bの数列がわからないと一発アウトです。
武田塾で推奨している、数学の基礎力を量る参考書は「基礎問題精講」ですが、このレベルの参考書を使って、数学ⅡBまでの範囲が完璧かどうかを確かめてから進めるようにしましょう。
それでは、数学Ⅲを進める方法を、進め方とタイミング別に分けて説明していきます。
夏休みに入る前から始める
上記のように、数学ⅡBまでを終わらせることが必須ですので、数ⅡBが終わってから始める!というのも、タイミングの一つです。
ただし、この場合は、数Ⅲをいつから始めるのかを決め、数ⅡBをいつまでに終わらせるか、という目標を作らなければいけません。数ⅡBがなかなか終わらなくて、夏休みが終わりそう…なんてことになったら取り返しがつきません。
最低ラインとしては、”夏休みに入る前まで”にスタートするという目標が良いでしょう。
夏休みに数学Ⅲの基礎を固め、秋となる9月以降は応用問題・入試問題に取り掛かる、という流れがベストです。
参考書を使って独学で進める
独学で参考書を使って進めることができればそれは最も早い方法です。学校の授業のペースに振り回されることなく、かつ何度も復習ができますから、自分のペースで学習を進め、完璧にするまで効率よく詰めることができます。
ただし、冒頭でも述べたように、数学Ⅲを独学で進めるのはちょっと大変です。
高校基礎レベルの参考書や、教科書を使ってしっかり原理を理解し、基礎をがっちり固めるやり方で進めるようにしてください。
どんな参考書が良いか、後ほど述べていきますね!
学校の授業ペースに合わせて進める
独学で進めるのが厳しい場合は学校のペースに合わせて進めるのもアリです。
ただし、
・学校の授業をしっかり聞くこと
・復習を徹底的にやること
こちらをしっかり徹底してください。特に復習は怠らないでください。
また、学校の授業で数学Ⅲに入ったのであれば、数学ⅡBは終わっていますよね?
数学ⅡBまでは基礎を完璧にすることはもちろん、レベルアップすることにも努めてください。数学Ⅲの授業が終わってから、数学全範囲の基礎固め・総復習をまとめてするとなると、秋以降に相当な努力が必要です。未修範囲が終わっていないのならば、既習範囲はできる限りレベルアップできるようにしましょう。
数学Ⅲを独学で進めるためにお薦めの参考書は?
○基礎問題精講数学Ⅲ
引用:https://images.app.goo.gl/UEDrDDWZHzpKNs7BA
数学の基礎固めに最適な参考書です。問題数も多すぎず、かつ全範囲の基礎問題を網羅していて、さらにさらに解説や解答が詳しいという、非常に×100コストパフォーマンスが良い1冊になります。もちろんⅠAⅡBも同様にお薦めです。
○初めから始める数学
引用:https://images.app.goo.gl/PzCySRzZcEr3by5W8
「マセマ」シリーズの、解説がとても詳しく分かりやすいと定評のある参考書です。
数学の基礎事項や、基本問題の解き方、なぜそう解くのか?を、会話調で解説していて読みやすいです。
問題集ではなく、講義系参考書になっているので、基礎問題精講と併用すると効果大です。
○大学入試 合格る計算
引用:https://images.app.goo.gl/cce4E8dnYFGg145c6
合格る と書いて うかる と読みます。
名前通り、数学の計算に関する問題集です。ただの計算ドリルではなく、効率的に早く計算をするコツが書かれている参考書です。基礎問で問題が解けるようになったら、素早く解答ができるようにする方法を、この参考書で学びましょう。
この解説通りにやれば、計算力が格段にアップします!
○教科書
引用:https://images.app.goo.gl/mwi1PTptv4q2UTZJ6
オチではありません(笑)
教科書は最強です!
というか、そもそも教科書の内容が頭に入っていなければ話になりませんよね!
当然ながら公式や定理がすべて書いてありますが、公式や定理だけでなく、それよりも前の文章をしっかり読みましょう。つまりは、原理をしっかり理解しましょう。それぐらい完璧にできなければ、問題は解けません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
以上のことをまとめますと、
・数学ⅡBまでを完璧にすること
・夏休みに入るまでには数学Ⅲに入れるようにしよう
・数学Ⅲは基礎と計算力が肝です
数学Ⅲの進め方は以上のようになっています。数学Ⅲの勉強量はかなり多いですし、センター試験と個別試験の兼ね合いもありますから(センターでは数学Ⅲを使いませんからね!)、しっかりと計画を立ててから進めるようにしてくださいね!
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